パソコンのメモリー増設方法/画面がつかないピーと鳴るEL1850-A22C/T EL1850-H22C/T

今は亡きeMachinesの快適マシンを
より快適に軽く早くする方法。
(他の機種でも基本的なメモリ挿入方法は同じ)

現在の中古価格相場

発売時期には5~7万程の価格だった
イーマシンのマシンが、現在の中古市場では
平均6000円前後程度になっている。
(2009~2010年頃のマシン)

EL1850-A22C/TEL1850-H22C/T
メモリが2G(ギガ)という事で、
現代では、やや物足りないスペックだが
ネットやメール、動画を同時に開いても
十分に稼動できる優秀なマシンだ。

!安価で快適な操作性はeMachinesの魅力!

今回、このマシンを長い間利用するために
メモリを倍(4G)にする方法を紹介する。

WINDOWS10は重い?オススメできない?

新しいPCを買うのは手っ取り早いが、
WINDOWS10の仕様と動きがあまり気に入らないので
次が出るまで、旧マシンで乗り切る人も少なくない。

また、当時高かったメモリも安くなっており
今ならば5000円以内で購入する事ができる。
5000円前後で2Gのパワーアップが出来るなら
非常に安いのではないだろうか?。

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2枚1組の鉄則!

気を付けなければならないのは、
EL1850-A22C/TやEL1850-H22C/Tらは
メモリを1枚づつ追加する事が出来ないタイプという事。


1G+1G=2G
2G+2G=4G
4G+4G=8G

以上のように、同じ数値のメモリを
2枚単位で挿入するのが基本だ。

ただし、スペック上
4G+4G=8Gを挿入しても
2G+2G=4G以上の性能アップは望めないため
4Gメモリが限界という事を忘れないようにしたい。

今回のメモリが合うのは
以下の機種とされている。
(該当機種一覧)
eMachines EL1352-F22C,EL1352-F22C/T,
EL1352-H22C,EL1358-N22D,EL1360-H12D,
EL1360-H12D/T,EL1850-H22C/T,
EL1870-N32D/T,ET1862-F32D

メモリ増設手順

メモリの増設は比較的簡単な部類で、
ネジの開け閉めが出来れば、初心者でも可能。

今回のEL1850-H22C/Tのメモリタイプは
DDR3 SDRAM 1333MHz DIMM(デュアルチャネル対応)であり、

デスクトップ用 PC3-10600(DDR3-1333) SDRAM 240Pin 2GBx2枚組
を挿入すればメモリを倍にする事ができる。
メモリの購入には、同じ数値の物を買えば問題は無いが、
値段はメーカーによって6000~3700円程度と幅が広い。

メモリ増設というと、PCとの相性が挙げられるが
20年前と比べ、現代は精度が高くなっているので
一番安い無名のメモリを購入することにした。(3800円)

2G+2Gの4Gを購入

メモリを付ける前に

増設前には、現在のPCのメモリを確認すると良いだろう。

確認するには、

スタート

コンピューターの上で右クリック

プロバディをクリック

スペック表示となる。

メモリ増設手順

取り付けは案外容易だが、
電源を切ることはもちろん、
本体から各種配線を抜いてから
取りつけるのが基本だ。

本体の蓋は裏面からネジで簡単に開く。
簡単にメモリ取りつけスロットが見つかるだろう。

しかしながら、このタイプは、
DVDスロットがメモリを隠しているので
正面のネジを2つ抜いて、メモリーが見える状態にしなければならない。

メモリが見えれば、あとは取替えに移る。
両端のフックによってメモリは固定できるが
フックをかける前に”しっかり差し込む”事が重要。

1G+1G=2Gを抜き
2G+2G=4Gを挿入して完成。

!奥まで差し込む事!

増設メモリ確認

最後は、2Gから4Gに上がっているか確認する事。


4.00Gに変化していれば、PCがメモリを認識している証となる。

メモリを増設するとどのくらい早くなるのか?

処理能力に関わるメモリ部分を増設すれば
おのずとクリック後の反応が良くなる。

しかしながら単純に(2→4G)倍化するものではなく
以前よりも1.5倍程度のレスポンスの速さが確認できた。
一度4Gを味わえば、再度2Gに戻る事ができないくらいの”感覚の違い”はある。
フリーズする事も減り、いい事ずくめだった。

低価格のPCとメモリー増加で
(中古本体5000円前後+メモリ5000円前後)
1万円以内で、動画、メール、ネットサーフィンが出来る環境を作る事ができる。

ピーと鳴る
画面が出ない

初心者でなくとも、メモリ増設はエラーが出やすい作業だ。
ピーと鳴る、電源は入るが画面が出ないなどのエラーは
多くの場合、”しっかり差し込まれていない”事がほとんどだ。

メモリの初期不良を疑う前に、
エラーが出る場合には、再度差し込み直しをする事を推奨する。

埃の除去を

数年間、一度もケースを開いていない場合は
相当量の埃(ほこり)が溜まっているはずだ。

特にファン周辺は見た目以上に、溝に積もっている。
対策には、耳かき綿棒を利用し
やさしく丁寧に除去すると良いだろう。

メモリ増設によりPCの動きは格段に良くなるが、
それと同時に、埃による故障リスクも減らす事ができる。
メモリ増設作業は、PCの寿命を延ばす良い機会になる。



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