Q.なぜ、夏はゲリラ豪雨が多いのですか?
理由を小学生にもわかりやすく詳しく教えてください。
理由を小学生にもわかりやすく詳しく教えてください。
A.夏にゲリラ豪雨が多い理由を
小学生にもわかりやすく説明します。
まず、夏は太陽が強く照りつけるので、
地面がとても熱くなります。
この熱で空気も暖かくなり、
軽くなった空気が上に上がっていきます。
これを「上昇気流」といいます。
上に上がった暖かい空気は、
上空で冷たい空気と出会います。
冷たい空気に触れると、暖かい空気の
中に含まれていた水蒸気が冷やされて、小さな水滴になります。
この水滴が集まって雲を作りますが、
夏の強い日差しでたくさんの水蒸気が上がるので、
雲もどんどん大きくなります。
この大きな雲を「積乱雲」といいます。
積乱雲が大きくなると、
中にたくさんの水滴が溜まって、
やがて重くなって地面に降りてきます。
これがゲリラ豪雨です。
ゲリラ豪雨は短い時間で大量の雨が降るので、
急に川が増水したり、道路が冠水したりすることがあります。
また、都市部では「ヒートアイランド現象」といって、
建物や道路が多くて地面が熱くなりやすく、
さらに人工的な熱も加わるため、ゲリラ豪雨が起こりやすくなります。
簡単に言うと、夏の強い日差しで空気が暖まり、
その空気が上に上がって冷たい空気と出会うことで、
大きな雲ができて、急にたくさんの雨が降るのがゲリラ豪雨です。
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おう