Q.外国人の方が優先席に座っていますが海外には優先席は無いのでしょうか?

Q.日本では、よく外国人の方が
シルバーシート(優先席)に座っていますが、
読めないのなら仕方がないことなのですが、
それ以前に海外では優先席というものは無いのでしょうか?
Q.最近はインバウンドで
電車の中は外国人だらけでつらいです。
そこで優先席の話なのですが、
優先席に外国人が占領している場合があります。
これは一体どういうことなのでしょうか?

A.実は、海外でも優先席は存在しますが、
その使われ方や認識は国によって異なります。

例えば、イギリス韓国では、
電車やバスに優先席が設けられています。

イギリスでは「プライオリティーシート」と呼ばれ、
ロンドンの地下鉄やバスなどで見かけることができます。

一方で、カナダフランスなどでは、
優先席がある場合でも主に障害者や妊婦の
ために設けられており、お年寄りのための優先席は少ないです。

また、台湾でも「博愛座」と呼ばれる
優先席があり、地下鉄やバスで見られます。
ただし、優先席の利用に関しては、
道徳心に委ねられているため、時には論争が起こることもあります。

中国にも優先席はあります。
中国では「老弱病残孕专座」や「爱心专座」と呼ばれ、
高齢者、妊婦、障害者、病人、小さな子供を連れた親
などが優先的に座れる席が設けられています。

中国では、優先席が設けられているだけでなく、
一般の人々も自然に席を譲る文化が根付いているため、
公共交通機関で席を譲る光景がよく見られます。

海外の方は、はじめから優先席に”座らない”のではなく
まずは自分が座る→譲るという効率の良いタイプが多いと思われます。
これが本当の”優先”かもしれませんね。

優先席文化について終了