熱帯低気圧と台風の違いは何ですか？小学生にもわかりやすく教えてください。

A.熱帯低気圧（ねったいていきあつ）は、
暖かい海の上で発生する特別な低気圧のことです。
簡単に言うと、たくさんの雨や風をもたらす大きな雲のかたまりです。

小学生にもわかりやすく説明すると

*場所*：
熱帯低気圧は、暖かい海の上で発生します。

*エネルギー*：
海の水が蒸発して空に上がり、雲を作ります。
このとき、たくさんのエネルギーが放出されます。

*形*：
熱帯低気圧は、渦巻き状の形をしていて、
中心に「目」と呼ばれる静かな部分があります。

*影響*：
強い風や大雨をもたらし、
時には洪水や高潮（海の水が陸に押し寄せること）を引き起こすこともあります。

台風も熱帯低気圧の一種で、
風がとても強くなると「台風」と呼ばれます。
熱帯低気圧と台風の違いは、主に風の強さによって決まります。

熱帯低気圧と台風の違い

熱帯低気圧と台風の違いを簡単に説明すると…

熱帯低気圧

暖かい海の上で発生し、
強い風と大雨をもたらす低気圧です。
風速が17.2メートル毎秒（m/s）未満のものを指します。

台風

熱帯低気圧がさらに発達し、
風速が17.2メートル毎秒（m/s）以上になったものを台風と呼びます。

例えると…

熱帯低気圧は、強い風と雨をもたらす「小さな嵐」。
台風は、さらに強力な「大きな嵐」。

どちらも大雨や強風をもたらすので、
注意が必要です。