筋トレをすると良くないと聞きます。
これは何故でしょうか?
筋肥大を目指す場合はストレッチは不要でしょうか?
筋トレに必要なアドレナリンが出にくくなり
眠くなるので向かない気がします。
やはり筋トレ前には”覚醒状態”が必要で
効果あると思うのですがどうですか?
ストレッチは無しで始めて良いですか?
ストレッチをして筋肉を伸ばしすぎた後に
筋トレを行うと良くないと言われる理由はいくつかあります。
筋トレ前のストレッチは必要か?
1. **筋力低下**
ストレッチを長時間行うと、
一時的に筋力が低下することがあります。
これにより、筋トレ中に十分な力を発揮できず、
効果が減少する可能性があります。
2. **筋肉の安定性**
過度なストレッチは筋肉や関節の安定性
を低下させることがあり、これが原因で怪我のリスクが高まることがあります。
3. **神経系の影響**
ストレッチは神経系にも影響を与え、
筋肉の反応速度やコントロールが一時的に低下することがあります。
筋肥大を目指す場合、
ストレッチは完全に不要というわけではありません。
適度なストレッチは筋肉の柔軟性を向上させ、
可動域を広げることで筋トレの効果を高めることができます。
ただし、筋トレ前のストレッチは短時間で軽めに行い、
筋トレ後にしっかりとストレッチを行うことが推奨されます。
筋トレ後のストレッチは、
筋肉の回復を促進し、筋肉痛を軽減する効果もあります。
筋トレ後のストレッチの利点
1. 筋肉の回復促進
筋トレ後にストレッチを行うことで、
血流が促進され、筋肉に酸素や栄養がより早く供給されるため、回復が早まります。
2. 筋肉痛の軽減
ストレッチは筋肉の緊張を和らげ、
筋肉痛(遅発性筋肉痛:DOMS)の軽減に役立ちます。
3. 柔軟性の向上
筋トレ後にストレッチを行うことで、
筋肉の柔軟性が向上し、次回のトレーニングでの可動域が広がります。
4. リラクゼーション
ストレッチはリラクゼーション効果もあり、
トレーニング後のリフレッシュに役立ちます。
効果的なストレッチの方法とは?
深呼吸
ストレッチ中に深呼吸を行うことで、
リラックス効果が高まり、筋肉がより効果的に伸びます。
筋肥大を目指す場合でも、
適度なストレッチはトレーニングの効果を高めるために重要です。
トレーニング前には→軽めの動的ストレッチ、
トレーニング後には→静的ストレッチを取り入れることで、
バランスの取れたトレーニングプランを実現できます。
とは何が違うのですか?
同じストレッチなら同じではないですか?
A.動的ストレッチと静的ストレッチには明確な違いがあります。
それぞれの目的や効果が異なるため、適切に使い分けることが重要です。
■動的ストレッチ
(ダイナミックストレッチ)
*方法*
反動やリズミカルな動きを取り入れて
筋肉を伸ばすストレッチです。
例えば、腕や脚を大きく振る動作などが含まれます。
*目的*
筋肉を温め、血流を促進し、
関節の可動域を広げることを目的としています。
運動前のウォーミングアップに適しています。
*効果*
筋肉の力を発揮しやすくし、
ケガの予防や柔軟性の向上に役立ちます。
■静的ストレッチ
(スタティックストレッチ)
*方法*
筋肉をゆっくりと伸ばし、
その状態を一定時間(20~30秒程度)保持するストレッチです。
反動を使わず、じっくりと筋肉を伸ばします。
*目的*
筋肉の緊張を和らげ、
リラックスさせることを目的としています。
運動後のクールダウンに適しています³。
*効果*
筋肉の回復を促進し、
柔軟性を向上させ、筋肉痛を軽減する効果があります。
### 適切な使い分け ###
【運動前】
動的ストレッチを行うことで、
筋肉を温め、運動に備えることができます。
これにより、パフォーマンスが向上し、ケガのリスクが減少します。
【運動後】
静的ストレッチを行うことで、
筋肉の緊張を和らげ、回復を促進します。
これにより、筋肉痛の軽減や柔軟性の向上が期待できます。
どちらのストレッチも効果的ですが、
目的に応じて使い分けることが大切です。
筋トレ前には動的ストレッチで体を覚醒させ、
筋トレ後には静的ストレッチでリラックスさせると良いでしょう。
コメント