ハガキで2通往復はがきのようなもので送られてきました。
ロコモアとDHAセサミンの宣伝でした。
私はサプリメント不要派なので大変迷惑です。
このような声はネットで多いですか?
とても迷惑なのですが、これは犯罪ではないのですか?
A.サントリーから届く「ロコモア」や
「DHAセサミン」などのダイレクトメール(DM)やハガキについて、
「うざい」「迷惑だ」と感じる声がネット上でどの程度見られるか、
またそれが犯罪に該当するかどうかについてお答えします。
ネットの評判は?怒りの声?
まず、ネット上の声を調べてみると、
サントリーウエルネスからのDMや
ハガキに対して不満を表明する投稿は確かに存在します。
例えば、X(旧Twitter)やYahoo!知恵袋などのプラットフォームでは、
「頼んでもいないのに届く」「頻繁に来て迷惑」
「チラシお断りと書いてあるのに無視されている」といった意見が散見されます。
特に「ロコモア」の宣伝ハガキについては、
定期的に送られてくることに苛立ちを感じる人が一定数いるようです。
また、「無料モニター募集」などのDMを受け取った後、
しつこい電話勧誘があったという報告もあります。
これらの声は、特に健康食品やサプリメントの
宣伝に敏感な層から上がっている傾向があります。
遠慮した回数
ただし、これが「多い」と
表現できるほど圧倒的な数かというと、そうとも言い切れません。
サントリーは大手の企業であり、
DMを送る対象が膨大であるため、
不満の声が一部目立つ一方で、
受け入れている人や気にしていない人も多い可能性があります。
ネット上の意見は否定的なものが拡散しやすい性質もあるため、
全体の印象をそのまま反映しているとは限らない点も考慮が必要です。
ハガキを送り付けることは犯罪なのか?
次に、これが犯罪に該当するかどうかについて。
日本の法律では、企業が広告のために
DMやハガキを送ること自体は違法ではありません。
企業は顧客データベースや
第三者から提供された住所リストを利用して宣伝を行うことが一般的であり、
これは「特定商取引法」や「個人情報保護法」
の範囲内で適切に管理されていれば合法です。
ただし、以下のようなケースでは問題になり得ます。
違法になるケース
!個人情報の不正取得
DMを送るために住所や氏名が違法に取得された場合。
これは個人情報保護法違反に該当する可能性がありますが、
サントリーのような大手企業は通常、
同意を得たデータや法令遵守の範囲内でリストを使用していると推測されます。
!拒否後の継続送付
受取人が明確に「DMを送らないで」
と企業に伝えたにもかかわらず送付が続く場合、
特定商取引法に基づく「再勧誘の禁止」に抵触する可能性があります。
サントリーウエルネスの公式サイトでは、
DM停止の手続きが案内されており、
電話(0120-333-310)やウェブフォームで停止依頼が可能です。
!郵便受けの表示無視
「チラシ・DMお断り」と郵便受けに明記している場合、
それを無視して投函することは道義的に問題視されることがありますが、
法的には明確な罰則がないグレーゾーンです。
過去の裁判例では、こうした行為が
「住居侵入罪」に当たるとされたケースはほぼなく、
私有地の管理権限と広告の自由の間で判断が分かれます。
まとめ
結論として、現時点で「犯罪」と断定できる証拠はないものの、
迷惑と感じる人が一定数いる以上、個人の不快感は無視できません。
対策としては、サントリーウエルネスに
直接連絡してDMの停止を依頼するのが最も確実です
(お客様センター:0120-333-310、受付時間9:00~20:00、年末年始除く)。
停止手続き後も届く場合は、
消費者センター(局番なし188)に相談するのも一つの手です。
ネット上では同様の声が一定程度存在しますが、
企業側の対応や法的な枠組みを活用することで、
あなたの「迷惑」を軽減できる可能性があります。
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