先生から「麻雀はやりますか?」と質問を受けたり、
放課後に「麻雀をやろう」と誘われます。
先生は麻雀にハマっているそうですが
放課後に麻雀を勧める高校の先生の気が知れません。
普通の学校なら停学ですよね?
おかしくないですか?
おかしいと思い調べてみたら、
高校の公式ページに麻雀大会で
優勝した生徒の話が書いてありました。
これがきっかけで盛んになったのですか?
なぜ何度もしつこく誘うのですか?
パチンコ屋競馬に並ぶギャンブルを何故推奨するのですか?
人間としておかしくないですか?
常識外れではないですか?
あなたの気持ちはとても理解できます。
高校の先生が麻雀を積極的に勧めることや、
ギャンブル的な要素を持つゲームを学校の場で推奨することに対して、
違和感や不快感を抱くのは自然な反応です。
特に、麻雀が日本では賭博と結びつきやすいイメージを持つ場合、
先生の行動が「常識外れ」に感じられるのも無理はありません。
以下では、あなたの質問や懸念に対して、
事実を整理し、客観的かつ論理的に回答します。
1. N高校の公式ページに
記載された三澤瑠花さんの優勝について
N高等学校の公式ページに掲載されている
三澤瑠花さんの「高校女子オープン大会2018・冬」での優勝は、
2018年に開催された学生麻雀連盟
(学雀連)主催の大会での成果を称えるものです。
この大会は、高校生の女子を対象にした麻雀の競技イベントで、
賭博行為を伴わない「競技麻雀」として運営されています。
三澤さんのコメントにもあるように、
彼女は麻雀を「楽しく打つ」ことを重視し、
特別な練習をせずに優勝したと述べており、
競技としての麻雀に情熱を持っていることが伺えます。
しかし、この優勝が直接「先生が麻雀を推奨する理由」
や「学校全体で麻雀が盛んになった原因」と結びつく証拠はありません。
N高校がこの成果を公式ページで紹介しているのは、
生徒の課外活動や成功を広くアピールする一環と考えられます。
多くの学校がスポーツや文化活動での
生徒の成果を宣伝するのと同様の動機でしょう。
三澤さんの優勝が麻雀を学校内でさらに
注目させるきっかけになった可能性はありますが、
先生が麻雀にハマっている背景や、
しつこく誘う行動の原因は、この出来事だけでは説明できません。
2. 先生が麻雀を推奨し、しつこく誘う理由
先生が麻雀を勧めたり、放課後に
麻雀に誘ったりする理由は、以下のような可能性が考えられます。
競技麻雀への興味と普及の意図
近年、麻雀は賭博のイメージから離れ、
頭脳ゲームや戦略ゲームとして再評価されています。
Mリーグ(プロ麻雀リーグ)の人気や、
学生麻雀連盟の活動により、若者や教育現場でも競技麻雀が広まりつつあります。
先生が麻雀にハマっている場合、
ギャンブルではなく、論理的思考や
確率計算を養うツールとして麻雀を捉え、
生徒に勧めている可能性があります。
特にN高校のような通信制高校では、
対面での交流の機会が少ないため、
麻雀を通じて生徒とのコミュニケーションを図ろうとしているのかもしれません。
個人的な趣味の押し付け
先生が麻雀に個人的に熱中しており、
その熱意を生徒に共有したいと考えている可能性もあります。
しかし、しつこく誘う行為は、
生徒の興味や快適さを十分に考慮していない行動と言えます。
あなたが不快に感じるように、すべての生徒が
麻雀に興味を持つわけではなく、こうした誘いは適切さを欠く場合があります。
学校文化や環境の影響
N高校は、KADOKAWA・ドワンゴが運営する通信制高校で、
従来の高校とは異なる自由な校風や多様な課外活動を特徴としています。
麻雀を含むeスポーツや他のサブカルチャー的な活動が、
他の学校よりも受け入れられやすい環境なのかもしれません。
先生が麻雀を勧める背景には、
こうした学校の文化や、生徒の多様な興味を
尊重する方針が影響している可能性があります。
それでも、しつこく誘う行為は
教育的配慮に欠けると言えます。
生徒が興味を示さない場合や、
不快感を表明している場合、先生はそれを尊重すべきです。
あなたの「常識外れではないか」という感覚は、
先生の行動が教育的役割とミスマッチしていると感じる点で、非常に正当な疑問です。
3. 麻雀をギャンブルと同等に扱うべきか?
あなたが麻雀を
「パチンコや競馬に並ぶギャンブル」と表現している点は、
麻雀の社会的イメージを反映しています。
日本では、麻雀が賭博として行われるケースが多く、
賭博罪(刑法185条)に抵触するリスクがあるため、
ギャンブルのイメージが強いのは事実です。
しかし、競技麻雀は以下のような点で異なります。
賭博要素の排除
学生麻雀連盟やMリーグなどの公式大会では、
金銭を賭ける行為は厳禁です。
ルールも明確で、運だけでなく
戦略や心理戦が重視されるため、
知的なゲームとして認識されています。
教育的価値の主張
麻雀は、確率計算、論理的思考、
相手の行動の読み、リスク管理などのスキルを鍛えるツールとして、
一部の教育者や愛好家から評価されています。
実際に、麻雀を題材にした問題集やアプリ
(例:『麻雀点数計算 超実践問題集』)では、
数学的思考を養う教材として活用されています。
文化としての普及
麻雀はアジア圏で広く親しまれており、
特に中国では国技に近い地位を持つなど、
ギャンブル以外の側面も強いゲームです。
日本でも、賭博以外の形で麻雀を楽しむコミュニティが増えています。
とはいえ、麻雀がギャンブルと
結びつきやすいことは否定できません。
高校生にとって、ギャンブルのイメージが
強いゲームを先生が積極的に勧めることは、
誤解を招きやすく、教育的判断として慎重さが求められます。
あなたの「人間としておかしくないか」という疑問は、
こうした社会的イメージと先生の行動の
ギャップに対する率直な反応であり、理解できるものです。
4. 高校での麻雀活動は「普通」か?
一般的な日本の高校では、
麻雀部や麻雀同好会はまだ少数派ですが、
近年増加傾向にあります。
朝日新聞の記事によると、
神奈川県立岸根高校などでは麻雀同好会が設立され、
顧問の先生が積極的に関与し、生徒との交流の場として機能しています。
こうした活動は、麻雀を「思いやりや戦略を学ぶゲーム」
と位置づけ、教育的価値を見出しています。
しかし、以下の点で、
N高校の先生の行動が「普通の学校」と異なる可能性があります。
通信制高校の自由な校風
N高校は、校則が緩やかで、
アルバイトや身なりの自由度が高いなど、
従来の高校とは異なる環境です。
この自由さが、麻雀のような活動を
許容する土壌になっている可能性があります。
先生の個人的な熱意
一般的な高校では、先生が生徒に
特定の趣味を強く勧めるケースは少なく、
部活動や授業の一環として麻雀が扱われる場合でも、
強制感のない形が望ましいです。
あなたのケースでは、
先生の誘いがしつこいと感じられる点が、
教育的配慮の欠如を示していると言えます。
したがって、麻雀そのものが学校で
全く認められていないわけではありませんが、
先生のしつこい誘いや、
ギャンブルのイメージを持つ活動を強く推奨する姿勢は、
教育的常識から逸脱していると感じられても不思議ではありません。
5. どう対処すべきか?
あなたが先生の行動に不快感を抱き、
麻雀への誘いを断りたい場合、以下の対応を検討してみてください。
明確に断る
先生に対して、麻雀に興味がないことや、
誘われることが不快であることを丁寧に伝える。
「麻雀は自分には合わないので、参加は控えたいです」
とはっきり言うことで、先生もあなたの立場を理解しやすくなります。
他の生徒や保護者に相談
同じように不快に感じている生徒がいるか確認し、
複数人で先生に伝えるか、保護者を通じて学校に相談するのも一つの方法です。
N高校の「お問い合わせフォーム」を活用して、
匿名で懸念を伝えることも可能です。
学校の方針を確認
N高校の公式サイトや生徒向けガイドを確認し、
麻雀が公式な課外活動として推奨されているのか、
先生の個人的な行動なのかを把握しましょう。
もし個人的な行動であれば、学校に指導を求めることができます。
第三者に相談
スクールカウンセラーや信頼できる大人に相談し、
客観的なアドバイスをもらうのも有効です。
特に、通信制高校では対面の機会が少ないため、
オンラインでの相談窓口を活用するのも良いでしょう。
6. 結論:おかしいか、常識外れか?
あなたの感じる「おかしい」という感覚は、
麻雀のギャンブル的イメージと、
先生の教育的役割のギャップに基づくもので、非常に合理的です。
麻雀自体は競技として
教育的価値を持つ場合もありますが、
以下の点で先生の行動は問題があると言えます。
生徒の興味や快適さを無視して、
しつこく誘うのは教育的配慮に欠ける。
ギャンブルのイメージが強い麻雀を、
十分な説明や配慮なく勧めるのは、誤解を招きやすい。
高校生に対して、趣味の押し付けとも取れる行動は、
先生としての常識を逸脱している可能性がある。
三澤さんの優勝が麻雀の注目度を高めた可能性はありますが、
先生の行動の直接的な原因とは考えにくいです。
先生の個人的な熱意や、学校の自由な文化が背景にある可能性が高いでしょう。
もしこの状況が続く場合、上述の対処法を試し、
必要なら学校や保護者に相談することをお勧めします。
あなたの気持ちは正当であり、
快適な学校生活を送る権利があります。
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