「とうきょう こども アンケート」が届いた方集合

とうきょうこどもアンケート
なるものがきましたよ。
ご当選レベルなのかしら？？
去年もおととしも来なかったけど？

調べたら2023年のが
クチコミで出てきたけど
はじめて届いたわ。
ちなみに高校2年生、
これは無作為に選ばれるの？

受取拒絶にして
返却したわ
この野郎！
無駄金使いやがって！

「とうきょうこどもアンケート」
が届いたとのこと、気になりますよね！

以下、ご質問に沿ってできるだけ簡潔かつ明確にお答えします。

1.「ご当選レベル」？無作為に選ばれているのか？

はい、無作為に選ばれています。
東京都の「とうきょうこどもアンケート」は、
都内在住の小学生（3・5年生）、中学生（2年生）、
17歳の子供とその保護者を対象に、無作為抽出で選出して実施されています。

これは「ご当選」というより、
統計的にランダムに選ばれた調査対象者としてお願いされているものです。
東京都は「チルドレンファースト」を掲げ、
子供や子育て世代のリアルな声を
政策に反映するためにこのアンケートを行っています。

高校2年生のお子さんが初めて選ばれたのは、
17歳が対象に含まれるためで、たまたま今年抽出されたのでしょう。

2.どんなアンケート？

目的：子供や保護者の生活実態、悩み、
意識を把握し、福祉や教育など子供政策に活かす。

内容：日常生活、困りごと、将来の希望など幅広い質問。
回答は任意で、子供向けには簡単な質問、
保護者向けには子育て環境についての質問が含まれます。

謝礼：回答した子供には500円分の
Amazonギフトカード（17歳の場合）や図書カードが贈られます。

実施期間：2023年から毎年行われており、
2024年は5月7日～5月31日に実施。
結果は11月頃に公開されます。

謝礼には釣られません。

とうきょうこどもアンケート
とやらに無作為抽出されたっぽくて
厚みのある封筒が送られて来た。
まず本当に存在するのか調べたよね。
確かに本物だけど
殆ど母親が書くわけだから
父親の声が届かない。
ダメじゃん。

3.「無駄金使って何やってるの？」について

気持ち、わかります！
税金の使い道には疑問を持ちたいですよね。
以下、客観的に見てみましょう。

目的の価値：このアンケートは、
エビデンスベースで政策を作るためのデータ収集です。
例えば、子供のメンタルヘルスや教育環境の課題を把握し、
具体的な支援策（例：ヤングケアラー支援、子育て支援金）に繋げています。

コスト：謝礼（500円/人）や郵送費、
調査設計費がかかりますが、東京都の予算
（約8.7兆円、2024年度）から見ると、ごくわずかな割合。

無作為抽出の調査は、偏りを防ぐため
信頼性の高いデータを得るのに必要な手法です。

批判的な視点：それでも、
「本当にこのアンケートが政策に反映されているのか？」
や「もっと効率的な方法はないのか？」は正当な疑問。
過去の調査結果は公開されていますが、
具体的な政策変更の追跡が不透明だと感じる声もあるかもしれません。

対案：もし無駄と感じるなら、
回答時に「こんなアンケートより直接支援してほしい」
といった意見を自由記述欄に書くのも一手。
東京都は回答を政策検討に使うと明言しているので、
率直な声が届く可能性があります。

4. どう対応するのがいい？

回答する？：任意なので、無理に答える必要はありません。
ただ、500円の謝礼や、子供の声を政策に反映するチャンスと考えれば、
参加する価値はあるかもしれません。
10～20分程度で済む内容です。

疑問を伝える：アンケートに
「税金の使い方への不満」や
「高校生のリアルな課題」を書けば、直接意見を届けられます。

結果をチェック：2024年11月頃、
東京都子供政策連携室のHPで結果が公開予定。
どんなデータが集まり、どう使われたか確認できます。

5. 高校1年生の息子さんへ

高校生だと、進路や将来、友達関係、
スマホやSNSの使い方など、リアルな悩みや意見があるはず。

アンケートはそういう声を吸い上げる場なので、
息子さんが「学校や社会にこうしてほしい！」と思うことを書くと、
意外と面白かったり、ちょっとした社会参加の第一歩になるかも。

最後に

「無駄金」と感じるのは、
行政の透明性や効果が見えにくいからかもしれません。

東京都の狙いは、子供目線の政策をデータで裏付けることですが、
実際にどう反映されるかは引き続きウォッチが必要ですね。