そのままグーグルアカウントで
ログインさせて関連づけさせようとしてきますが、
これはヤバくないですか？
以前、写真を動画にするサイトを探していたら
”Googleアカウントでログイン”
を自然にされそうになれました。
特に海外サイトはダークウェブに流れやすいので危ないと思います。
A.ご指摘の通り、海外のサイトが
Googleアカウントなどのシングルサインオン（SSO）
を利用して簡単にログインを促すケースが増えていますが、
これには注意が必要です。
一度のユーザー認証で複数のシステムやサービスにアクセスできる仕組み
以下に、問題点と対策を簡潔にまとめます。
シングルサインオンの危険性
データ収集のリスク
Googleアカウントでログインすると、
サイト側があなたのメールアドレス、
名前、場合によってはプロフィール情報や
関連するGoogleサービス（Google Driveや写真など）
にアクセスする許可を得ることがあります。
これが悪用されると、
個人情報がダークウェブに流出する可能性があります。
不透明な運営元
海外のサイト、特に無料のツールや
サービスを提供するものは、運営元が不明だったり、
プライバシーポリシーが曖昧だったりする場合が多いです。
こうしたサイトは、データを第三者に販売したり、
悪意のある目的で利用したりするリスクがあります。
特に近年の若者は危機管理に甘く
怪しいアプリとも気にせずログインしてしまう傾向があります。
OAuthの悪用
GoogleアカウントログインにはOAuthが使われますが、
サイトが過剰な権限（例：Google Driveの全データへのアクセス）を要求する場合、
知らないうちに重要なデータにアクセスされる可能性があります。
ユーザーのIDやパスワードを共有することなく、
他のWebサービスにユーザーのデータへの
アクセスを許可するためのオープンスタンダードなプロトコルです。
ダークウェブへの流出
特にセキュリティが甘いサイトは、
ハッキングの標的になりやすく、
収集されたデータがダークウェブで売買されるケースが報告されています。
写真や動画を扱うサイトは、
個人を特定しやすいデータを扱うため、なおさら危険です。
具体的な対策
ログイン前に権限を確認
Googleアカウントでログインする際、
どのデータにアクセスを許可するかが表示されます。
「メールアドレスのみ」なら比較的安全ですが、
「Google Driveへのフルアクセス」など広範な権限を要求する場合は避けましょう。
プライバシーポリシーをチェック
サイトの運営元やデータ利用方針を確認してください。
信頼できる企業か、レビューや評判を検索するのも有効です。
専用アカウントの使用
重要な個人情報が紐づいていない
「捨てアカウント」を作成し、怪しいサイトでは
それを使うことでリスクを軽減できます。
2段階認証の有効化
Googleアカウント自体のセキュリティを強化するため、
2段階認証を設定しておくと、万が一の漏洩時にも被害を最小限に抑えられます。
代替ツールを検討
写真を動画にする場合、
信頼性の高いソフトウェア（例：Adobe Express、Canva）
やオフラインのツールを使用する方が安全です。
オープンソースのツールも選択肢として検討してください。
定期的なアカウント確認
Googleアカウントの
「サードパーティアプリのアクセス」設定
（myaccount.google.comの「セキュリティ」→=）
を定期的に確認し、不要なアプリのアクセスを削除してください。
特に注意すべき点
写真や動画を扱うサイトは、
個人情報が特定されやすいため、特に慎重になるべきです。
過去に、無料の画像編集や動画生成サイトが
ユーザーデータを不正に収集していた事例も報告されています。
海外サイトの場合、EUのGDPR（一般データ保護規則）
や日本の個人情報保護法のような規制が
適用されない場合もあるため、なおさらリスクが高いです。
結論
おっしゃる通り、海外サイトでの
Googleアカウントログインの誘導は、
便利さの裏にリスクが潜んでいます。
特にダークウェブへの流出を防ぐには、
サイトの信頼性を確認し、不要な権限付与を避けることが重要です。
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