ディップスは肩を壊す?
ディップスは肩を痛める?
筋トレは”フォーム”が重要であり
自分に合わないフォームでは
筋肉が付く前に怪我をしてしまう。
しかしながら、
フォームの正解は1つではないのが難しいところで、
いくらプロが推奨するフォームでも、
・骨格の違い
・関節の柔らかさの違い
・そもそも筋力が無いのでプロのフォームに耐えられない
など、個人差があるため
あなたに合うかはやって見なければ分からないのだ。
ディップスのフォームの難しさ
なぜ肩を痛めるのか?
ディップスと言えば、
下半身を後方に下げて前かがみのフォームが推奨されるが
このフォームでは
胸より先に”肩が痛くなる”タイプが存在する。
肩に力が入ってしまうタイプであったり、
関節の可動域が狭かったりと
肩関節で支える形になってしまうのである。
これでは、壊れるのは時間の問題だ…
胸に効く動きを考えよう
例えば、ディップスバーに対し体を垂直気味に支えれば
肩よりも大胸筋で支えている感覚に持っていきやすい。
↓
しかしながら…
足を後方に下げてしまうと
肩の後方に負担が増してしまうのである。
更に、脇を絞めていては
三頭筋と肩関節に負担が集中する。
肩関節が痛くなってしまう方に
ピッタリのディップスフォーム
私の場合は、ベンチプレスや
ディップスの際に肩関節を痛めてしまうタイプであるが
以下に変えたところ、
大胸筋を一番使う自分に合うフォームを見つける事が出来た。
キーワードはくの字
ディップスの際に体を斜めにする理由は
(肩関節の可動域を考えて)痛めないようにするためであるが、
POINT
我々のような肩を痛めるタイプは、
斜めにするのは上半身だけで良い。
鉄棒を支えるイメージから…
腰を引けばおのずと上半身は前かがみになる
↓
下半身は後ろに持って行かず
軽く膝を出してバランスを取る。
↓
重心が大胸筋の真下に来るので
胸を中心に刺激できるようになる。
脇を45度に開く
POINT
肘を後ろに持っていく意識では肩関節に効いてしまうため
肘を45度に開く意識で大胸筋を伸ばしていく。
この際、胸を張る必要はない。
上げる時は、開いた肘を閉じ
腋だけはピッタリ締まる意識を持つと収縮する。
(脇で蚊を潰す意識)
ダサいけど大胸筋に効く!
フォームのカッコよさは半減するかもしれないが、
私の場合は、フォームを変えた直後から
肩後方の痛みが全く起こらなくなった。
そして胸にしっかりと効いた感覚を得られた。
修正後は大きな大胸筋を使えるため10回が簡単に出来るようになった。
近年は、YouTubeでたくさんの
筋トレフォームを見る事が出来るが
正解は決まっていない。
一般人やプロ関係なく、
自分に合う一番安全なフォームを見つけ出す事が重要だ。
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