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パチンコ店開店前の謎:毎朝並ぶ人は全国でどれくらいですか?

Q.非常にくだらない質問ですが、
朝パチンコ屋に並んでいる人は日本で何人いますか?
今朝、38万人(推定)と言っている人が
Xに居たので本当の数字を知りたくなりました。
Q.どうでもいいことですが
何か気になるので質問です。
毎朝パチンコホールに並んでいる人は
日本全国で何人いますか?

パチンコ店開店前の謎:毎朝並ぶ人は全国でどれくらいですか?

ご質問ありがとうございます。
確かにXで「毎朝パチンコ店の開店待ちで38万人」
という数字が話題になっていますね。

ただし、この数字は推定値であり、
具体的な根拠や出典が明確でないため、
信憑性を慎重に検討する必要があります。

以下で、日本のパチンコ店の朝の行列人数について、
利用可能な情報をもとに推測してみます。

1.データの背景と現状

パチンコ店舗数

2023年末時点で、日本の
パチンコホールは6,839店舗(前年比7.1%減)。
2025年4月末にはさらに減少し、5,932店舗となっています

パチンコ参加人口

2022年の推計で、パチンコ・パチスロの
参加人口は約770万人(参加率8.1%)。
また、総務省の令和3年社会生活基本調査によると、
パチンコ人口は約707万人で、週4回以上通う人は約33万人です

営業時間と朝の行列

パチンコ店の営業時間は地域によって異なりますが、
一般的には朝9時~10時開店が主流です。

開店前に並ぶ人は、
新台入替やイベント日(特定日)を狙う場合が多く、
店舗によっては抽選のために早朝から並ぶことがあります。

パチンコ店開店前の謎:毎朝並ぶ人は全国でどれくらいですか?

2.38万人の推定について

Xで言及された「毎朝38万人」
という数字について、以下のように考察します。

店舗ごとの行列人数

仮に全国の5,932店舗(2025年4月時点)で均等に人が並ぶとすると、
38万人 ÷ 5,932店舗 = 約64人/店舗となります。
これは、都市部の大型店(例:1,000台以上)
ではあり得る数字ですが、地方の小型店では現実的ではありません。

実際、行列は新台入替や特定イベント
(例:「7のつく日」など)に集中し、
平日や通常日は数人~数十人程度の店舗も多いです。

週4回以上通う人

週4回以上パチンコ店に通う33万人のうち、
毎朝開店前に並ぶ人はその一部に限られます。

開店待ちは「設定狙い」や「天井狙い」のスロットプレイヤー、
または新台を打ちたい人に多く、全体の参加人口のごく一部
(例えば10~20%程度)が朝の行列に関与すると仮定すると、
33万人 × 0.1~0.2 = 3.3万~6.6万人程度がより現実的な推定値となります。

地域差

パチンコ店の密集度や人気は地域によって大きく異なります。
例えば、東京都や大阪府のような大都市では行列が大きい店舗も多いですが、
過疎地域では開店時に並ぶ人がほとんどいない店舗も存在します。

3.現実的な推定

具体的な統計データが存在しないため、
以下のような仮定で推定してみます。

大型店(500台以上)

約2,000店舗(全体の1/3程度と仮定)。
新台入替やイベント日には50~100人が並ぶ可能性。
平均50人とすると、2,000 × 50 = 10万人

中小店(500台未満)

約4,000店舗。平日や通常日は0~20人、
イベント日でも20~50人と仮定。平均10人とすると、4,000 × 10 = 4万人

合計: 10万 + 4万 = 約14万人(イベント日ピーク時)。
通常日はこれより大幅に少なく、
5万~10万人程度が妥当な範囲と考えられます。

しかし、毎日38万人が並ぶという数字は、
店舗数や参加人口の規模から見て過大です。

例えば、770万人のパチンコ参加人口の
約5%(38万人)が毎朝並ぶと仮定するのは、
実際の店舗の行列状況やプレイヤーの行動パターンを考慮すると非現実的です。

4.結論

「毎朝38万人」という数字は、
明確な根拠が見当たらず、誇張された推定の可能性が高いです。

現実的には、全国で毎朝パチンコ店の
開店待ちに並ぶ人は5万~15万人程度と推測されます。

この数字はイベント日や地域、
店舗の規模によって大きく変動します。

より正確な数字を知るには、
パチンコ業界団体(例:全日遊連)や
調査機関による具体的な行列人数の調査が必要ですが、
現在のところそのようなデータは公開されていません。

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