石破首相、所得5割増公約発表怪しい？小学生に分かりやすく教えて

石破首相の「所得5割増」公約とは？

2025年6月9日、石破茂首相は
夏の参議院選挙に向けた自民党の公約として、
2040年までに名目GDPを1000兆円に引き上げ、
（※GDPとは：「Gross Domestic Product」の略で、国内総生産）
国民の平均所得を現在の5割以上増やす目標を掲げるよう党幹部に指示しました。

この公約は、経済成長と賃上げを最優先に位置づけ、
物価上昇を上回る賃金を確保することを目指しています。

石破首相は、この目標を
「経済財政運営と改革の基本方針（骨太の方針）」
に反映し、国民に「強い経済」のビジョンを示したいと述べました。

また、自民党は物価高や米国の関税措置への対策として、
国民一律の現金給付（1人あたり数万円、所得制限なし）
を参院選公約に検討していた時期もありましたが、
2025年4月に「バラマキ批判」からこれを見送りました。

代わりに、電気・ガス代やガソリン価格の補助など、
別の経済対策を重視する方針に切り替えています。

ソーシャルメディアや国民の反応

ソーシャルメディア上では、
この「所得5割増」公約に対し、
以下のような懐疑的・批判的な意見が目立っています。

「絵に描いた餅」

過去の自民党の公約が達成されなかった例を挙げ、
「また大げさな約束をして、結局何も変わらない」と疑う声。

「財源の説明がない」

どうやってGDP1000兆円や所得5割増を達成するのか、
具体的な財源や計画が示されていない点への不満。

「現金給付より減税を」

一律の現金給付案に対し、
「高額所得者にも配るのは不公平」
「減税の方が経済効果が高い」との批判。

特に、食料品の消費税ゼロ案を
否定しておきながら現金給付を検討した矛盾を指摘する声も。

「選挙のための人気取り」

参院選を意識した「バラマキ」や派手な公約に、
「目先の票集め」と冷ややかな反応。

例えば、Xの投稿では
「国民は目先の公約に飛びつくが、
賢い人は過去の行動で判断する」
「小学生でも思いつくような公約の繰り返し」
といった厳しい意見が見られ、
政治家が税金を無駄遣いしているとの批判も強いです。

小学生向けにわかりやすく説明

ねえ、みんな！日本のリーダー、
石破さんが「2040年までにみんなの
お父さんやお母さんが稼ぐお金を5割、
つまり1.5倍にするよ！」って約束したんだって。

すごいよね？でも、ちょっと待って！
これ、ほんとにできるのかな？ちょっと怪しいぞ。

まず、石破さんが
「15年後に日本をめっちゃお金持ちの国にするよ！
GDPって国の稼ぎを1000兆円にする！」
って言ってるけど、
どうやってやるのか全然教えてくれないんだ。

1000兆円って、めっちゃくちゃ大きい金額だよ！
例えるなら、100円のお菓子を100億個買えるくらい！

でも、お金をどうやって集めるか、
どうやって増やすかの計画が「？？？」なんだよね。
これじゃ、まるで「宿題やった？」って聞かれて
「うん、絶対やるよ！」って言うけど、実際は何もやってない子みたい。

それに、前に石破さんの仲間たちが
「みんなに5万円あげるよ！」って言ったけど、
結局「やっぱりやめた！」ってなったんだ。

なんでかっていうと、みんなが
「そんなお金をバラまくなら、税金を安くしてよ！
そっちの方がみんな助かるし、経済も元気になるよ！」って怒ったから。

なのに、また似たようなこと言ってるから、
「また同じこと繰り返すの？」ってみんなイライラしてるんだ。

昔も「景気を良くする！」って
政治家は大きな約束したけど、
結局お金は貯金に回っちゃったり、
物価が上がって生活が楽にならなかったことがいっぱいあるよ。

石破さん、ちゃんと計画を教えてくれないと、みんな信じられないよ！
小学生でも「約束するなら、どうやってやるかちゃんと説明して！」って思うよね。
選挙で「やったー！」って思わせたいだけなら、ずるいよ。
国民のお金は無駄遣いしちゃダメなんだから！

批判のポイントを整理

具体性の欠如

GDP1000兆円や所得5割増の目標は魅力的だが、
具体的な政策や財源の説明がない。
自民党幹事長の森山氏は「夢のある目標」と述べたが、根拠が不明確。

過去の例（1999年の地域振興券、2009年の定額給付金）
では、給付金が貯蓄に回り、経済効果が限定的だった。

現金給付の矛盾

一律5万円給付案は「バラマキ批判」で断念されたが、
参院選前に再び給付金を検討した動きが批判を呼んだ。

消費税減税を否定しながら給付金を検討する姿勢は、
「高額所得者にも配るのは不公平」との声や、
減税の方が経済効果が高いとの意見を無視していると指摘されている。

選挙目当ての印象

参院選を意識した公約は、
過去の不履行や「政治とカネ」問題（例：商品券配布問題）
で信頼を失っている中、国民の支持を得るための「見せかけ」と受け取られている。

経済効果への疑問

現金給付は一時的な支援に終わり、貯蓄に回る傾向がある。
減税や社会保障の充実など、持続的な経済成長策を求める声が強い。

結論

石破首相の「2040年までに所得5割増」「GDP1000兆円」の公約は、
経済成長と賃上げを約束する大きな目標ですが、
具体的な計画や財源が不明確で、国民の信頼を得るには課題が山積です。

過去の現金給付の失敗や、
減税を求める声への対応の遅れも批判を招いています。
選挙を意識した派手な公約より、
実現可能な計画と国民の声を反映した政策が求められているよ！
石破さん、もっとちゃんと説明して、国民をバカにしないでほしいよね！