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【サイン盗み】昔は黙認だったよな?なぜ今は違反なのですか?高校野球プロ野球

Q.しばらくプロ野球を見ていませんが、
昔のプロ野球高校野球はサイン盗みが普通でした
しかしながら、近年はセカンドランナーが
捕手が構えたコースを手で教えるのさえ禁止になっていました。
なぜこんなことが起こったのでしょうか?
時代でしょうか?

近年、プロ野球や高校野球で
サイン盗みに対する規制が厳しくなった背景には、
いくつかの要因が絡んでいます。
以下にその主な理由を簡潔にまとめます。

技術の進化と不正の高度化

昔はサイン盗みといえば、
選手の観察力や経験に基づくものが中心で
観客のしぐさで球種を伝えるなど単純な伝達方法でした。

近年はビデオカメラや電子機器を使った
高度なサイン盗みが問題化しました。

例えば、MLBでは2017年の
ヒューストン・アストロズのサイン盗み
スキャンダルが大きな話題となり、
カメラやモニターを使ってリアルタイムでサインを解析していたことが発覚。

これにより、スポーツの公平性を損なう行為
として厳しい目が向けられるようになりました。
日本でも同様に、技術の悪用を防ぐため規制が強化された側面があります。

公平性と倫理の重視

現代のスポーツでは、
フェアプレーや倫理がより強く求められるようになりました。

サイン盗みは、かつては
「ゲームの一部」と黙認されることもありましたが、
観客やメディアの目が厳しくなり、
ルール違反が公になると信頼性が大きく損なわれます。

特に高校野球では、教育的な観点から
正々堂々とした戦いが重視され、
セカンドランナーのサイン伝達のような行為も禁止される方向に進みました。

ルールの明確化と統一

以前はサイン盗みに関するルールが曖昧で、
どこまでが許されるかの線引きが不明確でした。

しかし、問題が表面化するにつれ、
日本プロ野球(NPB)や高校野球ではルールを明確化し、
違反行為を具体的に禁止する動きが強まりました。

例えば、セカンドランナーが
捕手のサインを読み取って打者に伝える行為は、
明示的に禁止されるケースが増えました。
これは、試合の透明性を保ち、審判の管理を容易にするためでもあります。

時代の変化と価値観の変化

ご指摘の通り、
時代背景も大きく影響しています。

昔は「頭脳戦」としてサイン盗みが
一種の駆け引きとみなされることもありましたが、
今はスポーツの純粋さや公平性を求める声が強まっています

特に、SNSやインターネットで
情報が瞬時に拡散される現代では、
不正行為が発覚すると大きな批判を浴びるため、
ルール厳格化は時代の要請とも言えます。

具体例
高校野球とプロ野球の違い

高校野球

教育の一環として、スポーツマンシップ
が強く求められるため、サイン盗みは特に厳しく取り締まられます。

2020年頃から日本高野連が
セカンドランナーのサイン伝達行為を
明確に禁止するガイドラインを設け、審判による監視も強化されました

プロ野球

NPBでもサイン盗み防止策として、
例えばピッチャーとキャッチャー間の電子機器
(ピッチコム)の使用がMLBで導入されるなど、
技術的な対策が進んでいます。

日本でも同様の議論があり、
ルール改正や監視強化が進む可能性があります。

結論

サイン盗み規制の強化は、技術の進化、
公平性への要求の高まり、ルールの明確化、
そして現代の価値観の変化が背景にあります。

昔は「暗黙の了解」だった行為も、
今はスポーツの透明性と信頼性を守るために
厳しく制限される時代になったと言えるでしょう。

コメント

  1. 匿名 より:

    1998年:ダイエーのスパイ行為疑惑

    ダイエー(現ソフトバンク)が
    試合中に外部からサインを盗んでいた疑惑が浮上しましたが、
    証拠不足で処分はなく、選手の関与も特定されませんでした。
    この事件をきっかけに、スパイ行為の禁止が明確化されました。

    2021年:阪神タイガースの疑惑

    阪神対ヤクルト戦で、
    ヤクルト側が阪神のサイン盗みを疑い、
    試合中に審判団が介入する事態が発生。
    阪神の矢野監督は「そういう野球はしたくない」
    と潔白を主張しましたが、NPBは「証拠なし」として処分せず、
    特定選手の名前も挙がりませんでした。

    2024年:阪神タイガースの再燃した疑惑

    デイリー新潮の記事で、
    巨人選手が阪神のサイン盗みを警戒していたと報じられ、
    SNS上で議論が再燃。特に、
    阪神の二塁走者がいる場合の打率がリーグ平均より高い
    (.277対.236)ことから疑惑が浮上しましたが、
    NPBは「サイン盗みの証拠なし」と判断。
    特定選手が白状した事実はなく、
    森下翔太選手がデータ上目立ったとされるが、疑惑にとどまります。

    サイン盗みを認めなかった例

    野村克也氏:元阪神監督で
    「サイン盗みの名人」と呼ばれた野村氏は、
    サイン盗みを「技術のひとつ」と肯定し、
    1998年の禁止ルールに反発しました。
    ただし、自身の関与を明確に認めた発言はなく、
    あくまで戦術論として語っています。

    里崎智也氏:元ロッテ捕手の里崎氏は、
    自身のキャリア(高校、大学、プロ)で
    サイン盗みを「一切やらなかった」と明言。
    二塁走者として相手のサインを見ることはあったが、
    打者に伝えることはルール違反として行わなかったと述べています。

    長嶋茂雄、王貞治:両氏は
    サイン盗みによる球種伝達を拒否したとされ、
    理由として「伝達された球種と実際の投球が異なる場合に危険」と考えたため。
    明確に白状したわけではなく、むしろ関与を否定するエピソードです。

  2. 匿名 より:

    SNSでの最近の議論

    Xの投稿では、NPBの
    サイン盗み疑惑がたびたび話題に上がりますが、
    特定選手の白状を裏付ける証拠はなく、
    ファン間の憶測や批判が中心です。

    2024年9月の投稿で、
    阪神のサイン盗み疑惑が再燃し、
    森下翔太選手の名前がデータに基づく
    推測として挙がるが白状や確証はない。

    2022年、村上宗隆選手(ヤクルト)が
    サイン盗みに関与したとの疑惑が一部で出たが
    NPBは「サイン盗みの証拠なし」と判断。
    村上選手や関係者が白状した事実はなく、疑惑は否定された。

  3. 匿名 より:

    江本や田淵がダウンタウンなんちゃらで言ってたな

  4. セフセフ より:

    セカンドランナーがコース教えるのは面白いよな
    これも駆け引きでよいと思うのだが。。。
    ノーコンならまるで意味ないからね
    教えてもプラスになるとは限らないからセーフでいい
    いやこれはマジで

  5. 匿名 より:

    客が教えるのも面白いやん

  6. 匿名 より:

    今の時代ならすぐにSNSで拡散されて
    試合中に特定されそう

  7. 匿名 より:

    まずは外国人観光客を締め出せ

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