やプロテインバーも苦手になりますか?
私は牛乳が苦手でプロテインバーを食べますが
2本食べた程度でぷすぷすオナラが止まらなくなります。
この場合は、卵や鯖の缶詰などの食品に変えればOKですか?
当然、キムチやぬか漬けなども摂取します。
乳糖不耐症(ラクタース不耐症)の方は、
乳糖(ラクトース)を分解する酵素
(ラクターゼ)が不足しているため、
乳製品に含まれる乳糖を消化できず、
ガスや腹部膨満感、下痢などの症状が出ることがあります。
プロテインやプロテインバーに
関する質問について、以下に詳しくお答えします。
1.プロテインやプロテインバーと乳糖不耐症
プロテインやプロテインバーの多くは、
ホエイプロテインやカゼインプロテインを主成分としており、
これらは乳由来のタンパク質です。
これらの製品には、
乳糖が微量~多量に含まれている場合があります。
特に、ホエイプロテインコンセントレート(WPC)
を使用したプロテインバーには乳糖が残っていることが多く、
乳糖不耐症の方で症状(おなら、腹部膨満感など)が出る可能性があります。
あなたがプロテインバーを2本食べた際に
「ぷすぷすオナラが止まらない」と感じるのは、
プロテインバーに含まれる乳糖が原因である可能性が高いです。
以下を確認するとよいでしょう。
*成分表示の確認*
プロテインバーの原材料に
「ホエイプロテイン」「カゼイン」
「ミルクプロテイン」「乳固形分」などが
含まれている場合、乳糖が含まれている可能性があります。
*乳糖フリーの選択肢*
乳糖不耐症の方には、
ホエイプロテインアイソレート(WPI)
やプラントベースのプロテイン
(エンドウ豆、大豆、ライスプロテインなど)
を使用したプロテインバーを選ぶと症状が出にくい場合があります。
これらは乳糖を含まないか、非常に少ないです。
2. 代替食品(卵や鯖の缶詰など)について
乳糖不耐症の方にとって、
乳製品以外のタンパク質源を選ぶのは良い選択肢です。
以下に、提案された食品やその他の選択肢について解説します。
*卵*
卵は乳糖を含まず、優れたタンパク質源です。
乳糖不耐症の影響を受けないので、
ゆで卵やスクランブルエッグなどにして摂取するのは良い選択です。
ただし、調理時にバターや牛乳を使うと
乳糖が混入する可能性があるので注意してください。
*鯖の缶詰*
鯖などの魚は乳糖を含まず、
タンパク質やオメガ3脂肪酸が豊富で健康的な選択肢です。
缶詰は手軽で保存も効くため、
日常的に取り入れるのに適しています。
ただし、味付けや添加物(クリーム系ソースなど)
に乳製品が使われていないか確認してください。
*キムチやぬか漬け*
これらは発酵食品で、乳糖不耐症とは直接関係なく摂取可能です。
腸内環境を整えるプロバイオティクスが含まれ、
消化を助ける効果が期待できます。
ただし、キムチやぬか漬けは塩分が
高い場合があるので、過剰摂取に注意してください。
3.乳糖不耐症の方におすすめの食事戦略
乳糖不耐症の症状を抑えつつ、
タンパク質を十分に摂取するためのポイントを以下にまとめます。
*乳糖フリーのプロテインを選ぶ*
ホエイプロテインアイソレート(WPI)や、
ソイプロテイン、エンドウ豆プロテイン、
ヘンププロテインなど、植物由来のプロテインを選ぶ。
プロテインバーを選ぶ際は、
「乳糖フリー(Lactose-Free)」
や「ビーガン対応」と記載された製品を確認。
*自然食品を活用*
卵、魚(鯖、サーモン、ツナなど)、
鶏肉、豆類(レンズ豆、ひよこ豆)、
豆腐、納豆など、乳製品以外のタンパク質源を取り入れる。
キムチやぬか漬けなどの発酵食品は
腸内環境を整えるのに役立つので、適量を続けるのは良い選択。
*乳糖含有量の少ない乳製品を試す*
乳糖不耐症の程度は個人差があるため、
乳糖含有量が少ないハードチーズ(チェダー、パルメザンなど)
やヨーグルト(乳酸菌が乳糖を一部分解)は試してみる価値があります。
ただし、症状が出る場合は避けてください。
*ラクターゼ酵素サプリメント*
乳製品をどうしても摂りたい場合、
ラクターゼ酵素のサプリメントを
摂取することで乳糖の消化を助け、
症状を軽減できる場合があります。
4.注意点
*症状の観察*
プロテインバーを食べておならが増える場合、
乳糖だけでなく、人工甘味料(ソルビトール、マルチトールなど)
や食物繊維(イヌリンなど)が原因の可能性もあります。
これらが含まれるプロテインバーもガスを増やすことがあります。
成分表示を確認し、特定の添加物が原因か試してみてください。
5.結論
あなたの場合、プロテインバーに含まれる
乳糖がオナラの原因である可能性が高いです。
卵や鯖の缶詰、豆類、キムチ、ぬか漬けなどの
乳糖を含まない食品に切り替えるのは良い選択です。
さらに、乳糖フリーのプロテインやプロテインバーを選ぶことで、
タンパク質摂取を維持しつつ症状を抑えられるでしょう。
成分表示をチェックし、
症状が出る食品を避けながら、
バランスの良い食事を心がけてください。
ヨーグルトは不思議と平気なのです。
苦手な乳製品の筈なのに不思議です。
プロテインバーでオナラが出るけど、
ヨーグルトは平気というのは興味深いですね。
これは乳糖不耐症の症状や、
食品ごとの成分の違いが関係している可能性があります。
以下にその理由と対処法を簡潔にまとめます。
1.なぜヨーグルトは平気でプロテインバーはダメなのか?
*ヨーグルトの乳糖は分解されている*
ヨーグルトは乳酸菌による発酵で乳糖が一部分解されているため、
乳糖不耐症の方でも症状が出にくい場合があります。
さらに、乳酸菌が腸内で乳糖の消化を助ける可能性も。
*プロテインバーの乳糖や添加物*
プロテインバーにはホエイプロテイン(乳由来)
や乳糖を含む成分が使われていることが多く、
乳糖含有量がヨーグルトより多い場合があります。
また、人工甘味料(ソルビトール、マルチトールなど)
や食物繊維(イヌリンなど)がガスを増やす原因になっている可能性も。
*個人差*
乳糖不耐症の程度は人によって異なり、
あなたの場合はヨーグルトの少量の乳糖には耐えられるが、
プロテインバーの乳糖や添加物に反応しているのかもしれません。
2.対処法
*乳糖フリーのプロテインバーを選ぶ*
ホエイプロテインアイソレート(WPI)
や植物由来(ソイ、エンドウ豆、ライスプロテイン)のプロテインバーを選ぶ。
成分表示を確認し、「乳糖フリー」や「ビーガン対応」の製品を選ぶと安心。
*添加物に注意*
プロテインバーに含まれる人工甘味料や
食物繊維がガスを増やす場合があるので、
シンプルな成分のバーを試してみてください。
*ヨーグルトを活用*
ヨーグルトが平気なら、
プレーンタイプや乳糖フリーのヨーグルトを
積極的に取り入れ、プロバイオティクスで腸内環境を整えるのも良い選択。
*他のタンパク質源*
前回お話しした卵、鯖の缶詰、豆類、
納豆などは乳糖を含まず、ガスが出にくいので引き続きおすすめ。
3.試してみる価値あり
*少量テスト*
別のブランドのプロテインバーを少量試し、
どの成分(乳糖、甘味料、食物繊維など)がガスを引き起こすか特定してみる。
*ラクターゼサプリ*
プロテインバーを食べたい場合、
ラクターゼ酵素サプリを摂ると乳糖の消化を助け、
症状を抑えられる可能性があります。
4.結論
ヨーグルトが平気なのは、
乳酸菌による乳糖の分解や腸内での
消化サポートが効いているからと考えられます。
一方、プロテインバーの乳糖や
添加物がオナラの原因になっている可能性が高いです。
乳糖フリーのプロテインバーや
植物由来のプロテインに切り替えるか、
卵や鯖などの自然食品でタンパク質を補うのがおすすめです。
ヨーグルトは問題ないようなので、
適量を続けて腸内環境を整えるのも良いですね!
コメント