海の”わかめ”はどのようにして増えるのですか?
増えるにしても自分で泳ぐわけにもいかないですし、
付着した地点で育つことになりますか?
一体わかめは卵も無いのにどうやって増えるのですか?
小学生にも分かりやすく”わかめが子孫を残す方法”を教えてください。

【小学生でもわかる】
わかめはどうやって増えるの?
海で子孫を残すひみつ
花は花粉で子孫を残しますよね。
では、海の中で育つわかめは、
いったいどうやって増えているのでしょうか?
「足もないのに移動できるの?」
「卵を産まないって本当?」
この記事では、
小学生のみなさんにもわかるように、
わかめが子孫を残す方法をやさしく説明します。
わかめは泳がない…でも赤ちゃんは泳ぐ!
大人のわかめは、岩やロープにくっついて成長します。
自分で泳いで移動することはできません。
でも実は――
わかめの赤ちゃんは泳ぐことができるんです!
その赤ちゃんの正体が、「遊走子(ゆうそうし)」です。
遊走子ってなに?
遊走子とは、わかめが作るとても小さな「種のようなもの」です。
- とても小さくて目では見えない
- しっぽ(べん毛)がついている
- 海の中をスイスイ泳げる
つまり、親のわかめの代わりに赤ちゃんが動いてくれるのです。
わかめが増えるまでの流れ
では、わかめはどんな順番で増えていくのでしょうか?
① 夏、親わかめが「遊走子」を出す
夏ごろ(6〜7月)、
大きく育った親のわかめは、
たくさんの遊走子を海の中に放出します。
② 遊走子が海を泳ぐ
遊走子は海の中を泳ぎながら、住みやすい場所を探します。
たとえば、岩やロープなど、しっかりくっつける場所です。
③ 良い場所にくっつく
「ここにしよう!」という場所が見つかると、
遊走子はピタッとくっついて、泳ぐのをやめます。
④ 雄と雌に分かれて成長
くっついた遊走子は成長し、
雄(おす)と雌(めす)に分かれます。
そして、花と同じように受精をします。
⑤ 新しいわかめが生まれる!
受精すると、小さなわかめが育ちはじめ、
秋から冬にかけてどんどん大きくなります。
こうして、2〜4月ごろに、私たちが食べるわかめになるのです。
養殖のわかめはどうやって育てるの?
スーパーで売られているわかめの多くは、養殖です。
養殖では、人がわかめの増え方を手伝います。
- 水槽の中で遊走子を育てる
- 遊走子がついたロープ(種縄)を作る
- そのロープを海に沈める
すると、自然とわかめが育っていくのです。
わかめは卵を産まないのに増えるの?
はい、わかめは卵を産みません。
その代わりに、遊走子という特別な「命のもと」を使って増えます。
これは、植物でも動物でもない、海藻ならではの生き方です。
おまけ:わかめって体にいいの?
わかめは、とても栄養のある食べ物です。
- おなかをきれいにする食物繊維
- 骨を強くするカルシウム
- 体の調子を整えるミネラル
低カロリーなので、毎日のごはんにもぴったりです。
ただし、食べすぎるとヨウ素をとりすぎることがあるので、ほどほどにしましょう。
まとめ
- わかめは泳げないが、赤ちゃんは泳げる
- 遊走子という特別な種で増える
- 良い場所にくっついて成長する
- 卵を産まなくても子孫を残せる
海の中には、まだまだ不思議がいっぱいですね!


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