今のネットとiモードは何が違うのですか?
NTTドコモ「iモード」完全終了目前
27年の歴史と、今のスマホネットとの違い
2026年3月31日(火)、
NTTドコモは第3世代移動通信方式(3G)の「FOMA」とともに、
携帯電話向けインターネットサービス「iモード」を完全に終了します。
あと1ヶ月ちょっとで、本当に使えなくなってしまう…
今はスマホで当たり前にYouTube見たり、
X(旧Twitter)でつぶやいたり、LINEで写真を送ったりしていますが、
その「モバイルでネットができる」という当たり前の世界を、
世界で初めて一般に広めたのがiモードでした。
iモードの主な歴史タイムライン
- 1999年2月22日 サービス開始!
世界初の携帯電話向けインターネットサービスとして大ブレイク - 2000年代前半 ピーク時 約5,000万契約突破(日本人口の約4割!)
- 2010年7月 最大契約数 約4,900万件
- 2019年9月30日 新規受付終了(もう新しい人は入れない)
- 2021年11月30日 iモード公式サイトのコンテンツサービス終了
- 2026年3月31日 FOMA停波とともにiモード完全終了
(メールもウェブも全部使えなくなる)
1999年当時はまだ自宅のパソコンでしかネットができず、
しかもダイヤルアップで「ピーヒョロロロ…」と音を立てながら繋がる時代。
そんな中で、ポケットに入る小さな端末でメールを送ったり、
ニュースを見たり、着メロをダウンロードしたりできるなんて、まさに「未来」でした。
iモードは単なるサービスではなく、
絵文字・デコメ・着うた・ケータイ小説・iアプリ…といった、
今のスマホ文化の原型をほとんど生み出した「日本のモバイル革命」の原点です。
それでは改めて「iモード」
と「今のスマホネット」の違いを比べてみよう
| 項目 | iモード(1999〜2026年) | 今のスマホネット(4G/5G) |
|---|---|---|
| 開始時期 | 1999年2月22日 | 2000年代後半〜(LTE本格化は2010年代) |
| 通信方式 | 主に3G(FOMA) | 4G LTE → 5G(超高速・大容量) |
| 速度 | 最大数百kbps(めっちゃ遅い) | 数十〜数Gbps(4K動画も余裕) |
| ネットの範囲 | ほぼ閉じた世界(iモード公式+一部勝手サイト) | 完全オープン(Google、YouTube、TikTok、Xなど世界中全部) |
| メール | iモードメール(@docomo.ne.jpなどキャリアメール) | Gmail、LINE、iMessageなど自由自在 |
| 課金 | パケット従量制(後でパケホーダイ登場) | 大容量定額が当たり前 |
| コンテンツ | ドコモが審査した公式サイト中心 | 誰でもアプリ・サイト公開OK(App Store / Google Play) |
| 操作 | 十字キー+数字ボタン(片手操作が基本) | タッチスクリーン+フルキーボード |
| 画面 | 2〜3インチ(超小さい) | 6インチ以上が普通(大画面) |
一言で言うと「閉じた庭園」 vs 「開かれた巨大都市」
- iモード → ドコモが管理する「安全で使いやすい、でも狭い庭園」
- 今のネット → 世界中が繋がった「何でもありの、広大でカオスな街」
iモードは「誰でも簡単に・安全に・携帯でネットを楽しめる」
という革命を起こしましたが、
その代わりに「ドコモのルールの中だけで遊ぶ」世界でした。
一方、今のスマホは
アプリもサイトも自由に作れて、
世界中のサービスに一瞬で飛べるため、
iモードの「閉じた楽園」は次第に時代に合わなくなっていったのです。
まとめ:iモードは日本のモバイル文化の「原点」
絵文字、デコメ、着うた、iアプリ、
ケータイ小説、モバイルゲームの原型…
今の若者が当たり前に使っているLINEスタンプやTikTokショート、
スマホゲームのほとんどは、iモード時代にすでに芽が出ていました。
1999年から2026年まで、
約27年間にわたって日本のポケットを支えてきたiモード。
2026年3月31日で完全に幕を閉じます。
懐かしい人は思い出を、若い人は
「そんなすごいサービスがあったんだ」と知ってもらえたら嬉しいです。


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