【筋膜リリース】筋肉の膜を剥がすって何?そんな膜があるの?

Q.筋肉の膜を剥がすって何ですか?
そんな膜がガチで存在するのですか?
昔はそんな言い方無かったのに…
Q.筋膜は存在するのですか?
ただのイメージですよね?
Q.筋膜を剥がすって言い方はおかしくないですか?
実際は柔軟ではないのですか?
ストレッチと何が違うのですか?
Q.昔は筋膜なんて言われていませんでした。
現代は筋膜剥がしは重要な事なのでしょうか?
Q.私は肩や腰が凝っています。
これも筋膜を剥がす作業が必要ですか?
Q.筋膜剥がしとストレッチを
同時に出来る方法はありますか?

筋肉の膜を剥がすって何ですか?そんな膜があるのですか?



筋膜とは?存在するのか、
ただのイメージじゃないの?

筋膜(きんまく、英語でfascia)は実在する解剖学的組織です
ただのイメージや比喩ではなく、科学的に確認された結合組織で、
筋肉、内臓、骨、血管、神経などを全身で包み込み、
支えたり滑走を助けたりする役割を果たします。

コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質でできていて、
伸縮性があり、「第二の骨格」と呼ばれるほど重要です。
全身をタイツのように覆う浅筋膜、深筋膜、筋外膜などの層があり、
癒着(くっつき)が起きると肩こりや腰痛などの不調を引き起こします。

「筋肉の膜を剥がす」って何?
言い方はおかしくない?
剥がしたら血が出るの?

「筋膜を剥がす」(筋膜リリースや筋膜はがし)は、
物理的に膜を「剥ぎ取る」ようなイメージを与えますが、
実際はそんな危険なことではありません

おっしゃるように、
文字通り剥がせば出血や痛みを伴うので、
それは絶対にしません。
これは比喩的な表現で、
筋膜と筋肉の間で起きる
「癒着」(くっつきや硬化)を解消し、
滑りを良くして柔軟性を回復させる手法を指します

例えば、ラップフィルムがくっついてしまった
のを優しく剥がすようなイメージです。
方法は手やツール(フォームローラーなど)
で圧をかけながらゆっくり動かすもので、
痛みが強い場合は強度を下げて行います。

実際の柔軟性向上は、
筋膜の硬さをほぐすことで生まれ、
血流改善や痛みの軽減につながります。

昔はそんな言い方なかったのに…
筋膜の概念はいつから?現代で重要?

筋膜自体は古くから解剖学で知られていますが、
「筋膜リリース」という言葉や手法が流行したのは比較的最近です。

2007年に国際筋膜研究会議が設立され、
科学的な研究が本格化しました。
それ以前は東洋医学(鍼灸など)で似た概念があり、
4000年以上の歴史がありますが、
現代のフィットネスや理学療法で
「筋膜剥がし」がブームになったのはここ10〜20年ほど前からです。

昔は「筋肉のこりほぐし」として扱われていましたが、
現代ではデスクワーク増加による姿勢不良や
ストレスで筋膜の癒着が慢性痛の原因とわかり、
重要なケアとして推奨されています。

特に、予防医学の観点から、
日常的に取り入れる価値はあります。
ただ、万能ではなく、他の方法(ストレッチなど)と組み合わせるのが理想です。

筋膜リリースとストレッチの違いは?
実際は柔軟ではないの?

項目筋膜リリースストレッチ
対象筋膜(筋肉を包む膜全体)をほぐす。広い範囲(面)にアプローチ。主に筋肉を伸ばす。特定の筋肉(点)に焦点。
目的癒着を解消し、滑走性を回復。血流促進、姿勢改善。筋肉の柔軟性向上、関節可動域拡大。
方法圧をかけながらゆっくり動かす(ローラーや手で)。痛みが出やすい。静的(保持)または動的(繰り返し)で伸ばす。比較的穏やか。
効果の違い硬くなった筋膜を「ほどく」ので、こりが頑固な場合に有効。短時間で全体に効く。筋肉の長さを調整。リリース後に組み合わせると相乗効果。
柔軟性への影響筋膜の柔軟性を高め、動きのスムーズさを向上。筋肉の柔軟性を高め、怪我予防に。

肩や腰が凝っています。
これも筋膜を剥がす作業が必要?

必要性は個人差がありますが、
肩こりや腰痛の多くは筋膜の癒着が
原因のひとつなので、筋膜リリースは効果的です。

デスクワークなどで姿勢が崩れると
筋膜が硬くなり、痛みが慢性化します。
リリースで柔軟性を回復すれば、痛みの軽減や予防につながります。
ただし、重症時は専門家(整骨院など)に相談を。
まずは自宅で試してみて、効果を感じたら継続を。

筋膜剥がしとストレッチを同時にできる方法は?

可能です。
ツールを使って「ほぐしながら伸ばす」アプローチがおすすめ。
以下に簡単な方法を挙げます(1日5〜10分からスタート)。

フォームローラーを使った方法(道具あり、初心者向け)

背中や腰にローラーを置き、
ゆっくり前後に転がしながら上体を伸ばす。
ローラーの圧で筋膜をリリースし、伸ばす動作でストレッチを同時。
例: 仰向けに寝てローラーを腰下に置き、腕を広げて胸を開く(肩こり向け)。

道具なしの皮膚・筋膜ほぐしストレッチ(自宅で即実践)

座って片方の手を反対側の肩に回し、
皮膚を軽くつまんで引きながら首を傾ける。
引っ張りながら保持でリリース+ストレッチ。

例: 肩こり向けに、首の側面を指で優しく
「剥がす」ように動かし、反対側に倒す(2分保持)。

ストレッチポールやタオル巻き(腰痛向け)

ポールを背中に当てて横向きに寝転び、
体を前後に動かしながら胸や腰を伸ばす。
圧+伸展で同時ケア。

または、丸めたタオルを膝下に置き、
座って腰を傾けながら足を動かす。

これらを朝晩取り入れ、痛みが出たら休憩を。
動画(YouTubeの筋膜リリース動画)を見ながら練習すると良いですよ。
体調に合わせて、無理なく続けてください!

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