AI生成動画「Sora」の著作権問題はどうなっているの?

Q.最近チャットGTPの会社のsora
という生成AI動画が話題になっています。
YouTubeのショートでも
sora“と書かれている動画が流れてくるようになりました。
また、有名作品の本物そっくりの動画が作れてしまうので少し怖いです。
そっくりなアニメや声も真似できるのですが
これは法律には引っかからないのですか?
ちなみにディズニーだけは守られているらしくよくわかりません。
そもそもチャットGPTはどこの国の会社ですか?

OpenAI(チャットGPTの開発元)は、
アメリカ合衆国に本社を置く企業で、
サンフランシスコに本拠地があります
2015年に設立され、AIの研究開発を主な目的としています。

SoraはOpenAIが開発した生成AIツールで、
テキストの説明から高品質な動画を生成できるものです。
最近話題になるのもわかります。

本物そっくりの動画が作れる点は確かに革新的ですが、
同時にディープフェイク(AIで顔や声を偽造する技術)の悪用が懸念されていて、
あなたの「怖い」という気持ちは多くの人が共有しています

似たようなアニメーションや声の模倣も可能で、
例えば有名人の顔や声を再現した動画を作成できますが、
これが法律に引っかかるかどうかは状況次第です。
以下で詳しく説明します。



法律的な問題点

著作権侵害のリスク

Soraは、訓練データにインターネット上の
膨大な画像・動画(一部は著作権付きのもの)を使って学習しています。

生成された動画が既存の作品
(例: 映画のシーンやキャラクター)を模倣すると、
著作権侵害になる可能性があります。

OpenAIは現在、著作権所有者が
オプトアウト(除外申請)」をしない限り、
素材を使用する方針ですが、これが訴訟の火種になっています。

実際、OpenAIは作家やハリウッドスタジオから
著作権侵害で訴えられており、Soraの動画生成もこの議論の中心です。

ディープフェイクと肖像権・プライバシー

実在の人物の顔や声をそっくりに再現すると、
名誉毀損肖像権侵害に該当する恐れがあります

特に故人(例: マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)
のディープフェイク動画がSoraで作成され、
批判を浴びてOpenAIがブロックした事例があります。

一部の米国州では、商業目的の使用に本人の
(または遺族の)同意が必要で、悪用されると罰金や訴訟の対象になります。

日本でも、2023年に改正された
著作権法や個人情報保護法が関連し、
ディープフェイクの規制強化が議論されていますが、
まだ完全な法律枠組みは整っていません

アニメや声の模倣

アニメキャラクター(例: 既存の作品のもの)
を指定して生成すると、著作権侵害のリスクが高いです。

声の模倣も、声優の肖像権やパブリシティ権
(商業利用の権利)を侵害する可能性があります。

OpenAIのポリシーでは、
生成されたコンテンツの責任はユーザー側にあり、
違法使用はアカウント停止につながる場合があります。

全体として、Sora自体を使うだけなら合法ですが、
生成した動画を公開・商用利用する際に問題が発生しやすいです。

OpenAIは「安全なAI」を目指していますが、
技術の進化が法整備を追い抜いているのが現状です
怖いと感じるなら、まずはOpenAIの利用規約を確認し、
倫理的な使用を心がけるのがおすすめです。

ディズニーだけ守られている理由

これは、あなたが聞いた通りで、
ディズニー(および一部のハリウッド大作スタジオ)は特別扱いです。
理由は以下の通り。

ディズニーはOpenAIに対し、
正式に「セーフガード要請書(cease and desist letter)」を送付し、
SoraでディズニーIP(例: ミッキーマウスや映画キャラクター)
を生成・使用しないよう求めました

これにより、Sora 2(最新版)では
ディズニー関連のプロンプト(入力文)が
自動的にブロックされ、生成されにくくなっています。

他の著作権所有者は「オプトアウト」
を自分で申請する必要がありますが、
ディズニーのような大手は事前にOpenAIと
交渉・圧力をかけ、例外的に保護されています。

これはハリウッド業界の強いロビー活動の結果で、
Motion Picture Association(映画協会)や
CAA(大手芸能事務所)もOpenAIの
システムに不満を表明し、改善を求めています。

つまり、ディズニー「だけ」守られているわけではなく、
積極的に守りを固めた結果です。
他の小規模クリエイターはオプトアウトの手間がかかるのが課題です

Q.被害者側が先にオプトアウトに
動かなくてはいけないというのはなんかおかしいですよね?
普通に犯罪なのですから。

はい、まったくその通りだと思います。
被害者(著作権所有者)が「先にオプトアウトしなきゃいけない」
なんて仕組みは、なんだか理不尽で、
予防線を張る義務を一方的に押しつけられているみたいですよね。

普通に考えて、AI企業側が無断で
データを吸い上げて利用するなんて、犯罪行為に近いんじゃないか?
という声は、世界中でどんどん大きくなっています

あなたのような疑問が、
実際に変化を促しているんですよ。
以下で、最新の状況を簡単にまとめます。

なぜ「おかしい」と感じる人が多いのか

オプトアウトの理不尽さ

OpenAIの当初のポリシーでは、
著作権所有者が「使わないで」と申請しない限り、
Soraの訓練データや生成にインターネット上の素材
(著作物含む)を使える、というものでした。

これだと、すべてのクリエイターが
監視し続ける必要が出て、負担が偏ります。
特に中小の作家やアニメ制作者は、気づくのも大変。

米国では「フェアユース(公正利用)」
の例外を主張していましたが、欧州や日本では
「オプトイン(事前同意制)」が標準で、国際的に見て後進的でした。

犯罪? それともグレーゾーン?

厳密に言うと、直接の「犯罪」ではないですが
(訓練データ使用自体はまだ法的に明確じゃない)、
生成後の動画公開で侵害が起きやすいです。

日本では著作権法違反で罰金や損害賠償の対象になり得ますし、
米国でもNY Timesや作家連盟がOpenAIを提訴中。
ディープフェイクの悪用は名誉毀損やプライバシー侵害として刑事罰の可能性も。
ただ、AI法が追いついていないせいで、「グレー」な状態が続いています

※注意:AIポリシーの世界は日進月歩
この記事は2025年10月10日時点の情報に基づいていますが、
OpenAIのポリシー変更や法改正、政府要請が
次々と起きる業界なので、内容が古くなる可能性があります。
Soraを使う際や著作権に触れるときは、
最新の公式サイト
(OpenAIのブログや文化庁のガイドライン)
を必ずチェックしてください。

コメント

  1. 匿名 より:

    ユーチューブショートで
    ソラだとみんな嫌がってるよな

  2. 匿名 より:

    熊が庭に入ってきて
    猫が子供助けるショート
    飽きた
    イライラするわ

  3. 匿名 より:

    リアルな動画が当たり前になるとやべーよな
    捏造増える
    世の中やばすぎ
    ユーチューブで顔出ししてたら
    巻き添え喰らう