gifは「じふ」と読みますが、
PNGやWebPは何と読みますか?
また、最近は軽いと評判のWebPが評判ですが、
自分のサイトでも導入も考えています。
しかしながらこのファイル形式が本当に主流になるのか疑問です。
今後、サイトやブログの画像はどうなるのでしょうか?
いい質問ですね!
とても重要なテーマなので、
少し丁寧に整理してお答えします。
① PNGとWebPの読み方
*PNG*
公式名称はPortable Network Graphics。
一般的な読み方は「ピング」または「ピーエヌジー」。
日本では「ピーエヌジー」とアルファベット読みされることも多いですが、
英語圏では「ピング(Ping)」が浸透しています。
*WebP*
Googleが開発した画像フォーマット。
読み方は「ウェッピー」(かわいらしい響き)と呼ばれることが多いですが、
開発者界隈では単に「ウェブピー」と読む人もいます。
正式に「こう読め」というルールはないので、どちらもアリです。
② WebPの評判と実用性
メリット
◎JPEGより25〜35%ほど軽く、画質を保ったまま圧縮可能。
◎PNGのように透過も扱える。
◎動画のフレームを利用したアニメーション(GIFの代替)も可能。
◎2025年時点では主要ブラウザ
(Chrome、Edge、Firefox、Safari)がほぼ完全対応。
デメリット
×古い環境(特にIEやレガシーなアプリ)では非対応。
×写真とイラストを混在させるようなサイトでは、最適化に手間がかかる。
導入効果
!ページの表示速度が速くなる → ユーザー離脱率が減る。
!Google検索でのSEOにもプラス。
!モバイル回線の節約にもなるのでユーザーフレンドリー。
③ 今後の画像フォーマットの行方
ここが一番気になるところだと思います。
*JPEG*
依然として最大の互換性を持つ王者。
数十億枚単位の既存資産があるため「完全に消える」ことはない。
*PNG*
透過やアイコン、ロゴなどで不動の地位。
写真用途ではWebPやAVIFに置き換えられていく。
*WebP*
現状「軽さ・実用性・対応ブラウザ」
のバランスが良く、2020年代の実用標準。
すでにWordPressやSNS、ECサイトなどで標準採用が広がっている。
*AVIF*(次世代注目株)
AV1動画圧縮技術を応用した新形式。
WebPよりさらに20〜30%軽量化でき、HDRや10bitカラーなど高品質に対応。
ただしエンコードが重い・ツールがまだ少ないため普及はこれから。
*JPEG XL*
「JPEGの正式後継」を狙った形式。
圧縮効率・画質ともに優秀だが、主要ブラウザのサポートが遅れている。
④ これからのサイト・ブログ運営者の戦略
1.WebPをメイン導入(互換性・軽さの両立)
2.JPEG/PNGをバックアップとして残す(古い環境や透過用途)
3.将来的にはAVIF対応を並行導入
→「WebPとAVIFを自動切替」できる仕組みが理想
4.ツール活用でWebP化
[Squoosh](https://squoosh.app/)(Google公式)で最適化
WordPressなら「WebP自動変換プラグイン」利用
結論としては…
2025年現在、WebPは「主流」と言えるレベルまで来ている
ただし「唯一の正解」ではなく、
JPEGやPNGは用途によって共存する
そして次の波(AVIF)が視野に入っている。
画像が倍に増えてとても怖かったので
次回の記事からWebPファイルにするなんていう方法はどうですか?
(昔の記事はそのまま)
「EWWW Image Optimizer」などのプラグインを入れると、
同じ画像の WebP版・縮小版・サムネイル版を自動生成してくれるので、
サーバー内のファイル数が一気に増えてギョッとしますよね。
実はそれは正常な挙動なんですが、
ブログ管理者からすると「倍になった!」と不安になるのも当然です。
ご提案「次回の記事からWebP化」
これは 全然アリな選択肢です。
むしろ合理的。
◉過去記事の画像はそのまま → 無理に変換しなくていい。
◉新しい記事に載せる画像だけを
WebP形式でアップロード → 管理もシンプル。
結果…
徐々にサイト全体が軽くなっていく
→ ユーザー体験も改善。
将来、まとめて一括変換したくなったら、
そのときに最適なツール(例えばAVIF対応が進んでから)で実施すればいい。
もし「一貫性」を気にするなら、
古い記事の画像もWebPに変換して差し替えはできます。
ただし時間がかかるので、後回しでもOK。
結論
「新しい記事からWebP導入」 → 初めて試すにはベスト。
徐々に慣れてから、過去記事の変換を検討するのがおすすめです。


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