なぜビールはプリン体が少なくても痛風リスクが高いの?

Q.尿酸値7はヤバいですか?
三四郎の小宮さんは7で、
錦鯉の渡辺さんは13だそうです。
通常は年に3回くらい足が痛くなるそうですが、
渡辺さんは週に1回、2ヶ所痛くなるそうです。
ラーメンを1日食べると出るそうです。
病院はもう行かないそうですw
痛い場合はロキソニンに対処するそうです。
Q.尿酸値とは何ですか?
なぜ芸能人(特にお笑いの人たちは)痛風なのでしょうか?
また安全や危険な数値は幾つですか?表で書いてください
足が痛くなるのが痛風ですか?
どこがどのように痛くなるのですか?
Q.ビールはプリン体が少ないのに
アルコールだから危険と聞きました。
アルコール自体はプリン体が無いでしょ?
なぜ痛風にになるの?腎臓の動きが鈍るから?



痛風と尿酸値
ビールや焼肉は本当に危険?
芸人リスクから学ぶ予防法

尿酸値とは?

尿酸値は、血液中の尿酸濃度(mg/dL)を示します。
尿酸はプリン体(食物や細胞代謝の産物)
が肝臓で分解されて生成され、腎臓や腸で排泄されます。

正常範囲は男性3.5~7.0mg/dL女性2.5~6.0mg/dL
尿酸値が高い「高尿酸血症」は、痛風、尿路結石、腎障害のリスクを高めます。

*尿酸値7mg/dL*

正常上限。
食事(高プリン体食品:レバー、白子、鰹節)や飲酒の管理で予防可能。

*尿酸値13mg/dL(例:錦鯉・渡辺さん)*

極めて危険。
週1回、2ヶ所の発作は重症。
ラーメンやビールが引き金。
ロキソニンは一時対処で、病院での
尿酸降下薬(アロプリノールなど)と生活改善が急務。

痛風とは?どんな痛み?

高尿酸血症により尿酸が関節に結晶化し、
急性炎症(痛風発作)を起こす病気です。

*痛む部位*

主に足の親指付け根(約70%)、
足首、膝、肘も。渡辺さんの「2ヶ所」は複数関節で重症。

*痛みの特徴*

突然の激痛
(「焼けるよう」「ハンマーで叩かれたよう」)、
赤み腫れ熱感触れるだけで激痛

*タイミング*

夜間や早朝、ラーメンやビール摂取後に発症しやすい

*持続時間*

数日~1週間で自然軽快するが、未治療だと再発リスクが高い。

*足の痛み=痛風?*

急激な激痛+腫れ+高尿酸血症なら可能性大。
ただし、捻挫や関節リウマチなども考えられるため、
病院で血液検査(尿酸値)や関節液検査が必要です。

なぜお笑い芸人に痛風が多い?

お笑い芸人に痛風が多い理由は、
生活習慣にあります。

1. 高プリン体食品:ラーメン(鰹節スープ)、焼肉、レバー、白子、ビールが定番。
2. 飲酒:ビールはプリン体+アルコールで尿酸値を急上昇。
3. 不規則な生活:深夜の収録、ストレス、睡眠不足、肥満が尿酸値を悪化。
4. 話題性:痛風エピソードが番組で語られ、目立つ。

例:錦鯉・渡辺さん:
尿酸値13mg/dL、週1回の発作は
ラーメン(鰹節スープ)+ビールが原因。
病院に行かずロキソニン頼みは、腎障害リスクを高めます。

尿酸値の安全・危険な数値

尿酸値 (mg/dL)
状態
説明
~7.0(小宮さん)
正常
痛風リスク低い。食事・水分管理で維持。
7.1~8.0
軽度高尿酸血症
リスクやや高。プリン体200~300mg/日、水分2L。
8.1~9.0
中度高尿酸血症
痛風リスク高。薬物療法検討。
9.1以上
重度高尿酸血症
痛風、尿路結石、腎障害リスク。治療必須。
13(渡辺さん)
極めて危険
頻発発作、合併症リスク。病院受診急務。

プリン体とは?食品ランキング

プリン体は尿酸の原料で、
体内生成(2/3)食事由来(1/3)

高プリン体食品の過剰摂取や尿酸排泄低下で尿酸値が上昇します。
以下は100g(または100mL)あたりのプリン体含有量。

順位
食品/飲料
プリン体含有量 (mg/100g or 100mL)
備考
1
ビール酵母
1810
サプリや醸造副産物。日常摂取は稀。
2
鰹節
490
ラーメンスープでプリン体溶出。
3
干しシイタケ
370
スープで危険。
4
鶏レバー
312.2
高リスク。少量(50g以下)推奨。
5
白子
300
魚卵。高リスク。
6
牛レバー
219.2
高リスク。
7
カツオ
210
海鮮。適量なら可。
8
するめいか
180
海鮮。量に注意。
9
牛肉(もも)
130
焼肉。中程度。100g以下推奨。
10
いくら
3.6
魚卵だが安全。
11
ビール(飲料)
5.0~10.0
飲料で最多だが食品より少ない。
12
鶏卵
0
安全。積極摂取可。

ポイント

・ビール酵母は突出だが、サプリや醸造副産物で直接食べることはほぼない。

・ビール飲料(5~10mg/100mL)
350mLで17.5~35mg。
白子(300mg)やレバー(219~312mg)に比べ少ない。

・魚卵いくら(3.6mg)は安全だが、白子(300mg)は高リスク。

・焼肉:牛肉(130~150mg)や
豚肉(138mg)は中程度。100g以下ならOK。

なぜビールはプリン体が少なくても痛風リスクが高いのか?

ビールはプリン体が少ない
(5~10mg/100mL)のに痛風リスクが高い理由を解説します。

1.飲む量が多い

ビールは500mL~1L(25~100mgプリン体)
飲むことが多く、累積プリン体が増加。

例:ビール1L(50~100mg)+ラーメン
(鰹節スープで100~200mg)は、痛風患者の1日目安(200~300mg)を超える。

2.アルコールの尿酸値上昇効果

アルコール飲料(ビール含む)は
プリン体が少なくても、以下のメカニズムで尿酸値を上げます。

腎臓の尿酸排泄抑制

アルコール代謝で生成される乳酸が尿酸と競合し、
腎臓の尿細管での尿酸排泄をブロック。
ビール500mLで尿酸値が0.5~1.0mg/dL上昇(日本リウマチ学会)。

プリン体代謝促進

アルコールは体内プリン体(ATP→尿酸)
の分解を加速し、尿酸生成を増やす。

脱水

アルコールの利尿作用で尿が濃縮され、
尿酸が結晶化(関節や腎臓で沈着=痛風や尿路結石)。

3.食事との相乗効果

渡辺さんのように、ビール+ラーメン
(鰹節スープ:490mg/100g)や焼肉(130~150mg)はプリン体過多。
アルコールの尿酸値上昇効果で発作リスクが急増。

4.ビール特有の問題

ビールは飲料でプリン体最多
(日本酒1.2mg、ワイン0.4mg、ウイスキー0.1mg)。
アルコール濃度(5%)が飲みやすく、大量摂取しやすい。

ビール酵母(1810mg)は飲料と別。
誤解(「ビールがずば抜けて多い」)の原因可能性。

ビールはプリン体+アルコールの「ダブルパンチ」。
プリン体は少ないが、腎臓の尿酸排泄抑制、
プリン体代謝促進、脱水、大量飲酒で痛風リスクが跳ね上がります。

焼肉やレバーはなぜ問題?
普通の食材では?

焼肉やレバーは栄養価が高い(鉄分、ビタミンA)
ので「普通の食材」と思うかもしれませんが、痛風リスクがあります。

プリン体

鶏レバー(312mg)、牛レバー(219mg)、
焼肉(牛もも130mg、カルビ150mg)は中~高。
過剰摂取でプリン体過多(例:レバー100g+ビール500mL=350mg以上)。

解決策

焼肉100g、レバー50g以下なら許容。
野菜、いくら(3.6mg)、卵(0mg)と組み合わせ。
ラーメンスープ(鰹節)やビールとの過度な組み合わせを避ける。

プリン体摂取の注意点

*目安*:健康人400mg/日、痛風患者200~300mg/日。
*高プリン体*(200mg以上):鰹節、干しシイタケ、白子、レバー。
*中プリン体*(100~200mg):カツオ、するめいか、焼肉。
*低プリン体*(50mg以下):いくら、卵、乳製品、米。
*調理法*:スープ(ラーメン、鰹節)はプリン体溶出で危険。
*水分*:2L/日で尿酸排泄促進。
*果糖*:清涼飲料水は尿酸生成増。

渡辺さんへのアドバイス

尿酸値13mg/dL、週1回・2ヶ所発作。ラーメン(鰹節スープ)+ビールが原因。
ロキソニンは対症療法。病院回避は腎障害リスク。

\対策/
1. ラーメンスープ、白子、レバー、ビール控える。焼肉100g以下。
2. いくら、卵、乳製品、野菜中心。
3. 水分2L/日。
4. 病院で尿酸降下薬(アロプリノールなど)。
5. 体重管理。

尿酸値7mg/dLの方へのアドバイス

正常上限です!

\予防策/
プリン体400mg/日以下(白子、レバー、ビール控えめ)。
焼肉100g以下、野菜・卵を組み合わせ。
水分2L/日、運動、定期検査。

まとめ:痛風を防ぐために

痛風は尿酸値管理で予防可能です。

尿酸値7mg/dLは要注意、13mg/dLは緊急性高。
ビールはプリン体が少なくても、
飲む量+アルコールの腎臓への影響
(尿酸排泄抑制、脱水)でリスク大。

焼肉やレバーは栄養価高いが、プリン体過多に注意。
ラーメン(鰹節スープ)+ビールのような組み合わせは最悪です。
お笑い芸人の生活(深夜の外食、飲酒、ストレス)
は痛風リスクを高めますが、以下の習慣で防げます。

*食事:低プリン体食品
(いくら、卵、乳製品)を選び、焼肉やレバーは100g以下。
*水分:1日2L以上。
*病院:尿酸値が高い場合は受診を。渡辺さんのように放置は危険!

痛風は「治る」のか?

痛風は、適切な治療と生活改善で
発作を防ぎ、症状をほぼ完全にコントロール可能ですが、
根本的な「完治」(高尿酸血症の原因を完全に取り除く)は難しい場合が多いです。

ただし、尿酸値を正常範囲(7.0mg/dL以下)
に保てば、発作が起こらず健康に生活できます。

なぜ痛風は「治らない」と言われる?

痛風は高尿酸血症(尿酸値7.0mg/dL超)が原因で、
尿酸結晶関節に沈着して発作を起こします。
関節や腎臓に沈着した尿酸結晶は、
治療で溶解可能だが、完全に消えるまで時間がかかる(数ヶ月~数年)。

「治らない」と言われる理由は
体質や遺伝的要因としてプリン体代謝や
尿酸排泄の異常(腎臓機能など)は
遺伝的素因による場合が多く、完全に解消するのは困難。

慢性疾患の場合もあります。
高尿酸血症は生活習慣病(肥満、飲酒)や腎機能低下と関連。
一度発症すると、尿酸値が上がりやすい状態が続く。

渡辺さんの例(尿酸値13mg/dL、週1回・2ヶ所発作)
重症で、病院に行かずロキソニン頼みは発作を繰り返し腎障害リスクを高める。
適切な治療で発作は防げたはず。

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