洗面台に足をかける悪い癖|筋力不足が原因で筋トレで直すコツ

Q.洗面所の前で歯を磨いたりドライヤーを使っている時に、
つい右足を上げて洗面台に足をかけてしまう悪い癖があります。
こうすると、なんか楽なのです。
一体これは何故でしょうか?
もちろんお行儀が悪いし骨にも悪そうですが、なんか良いのです。
Q.私は彼と同棲していますが、
彼の嫌いな点が1つだけあります。
朝に洗面所を占領し、
片足を洗面台角に高くあげて歯磨きをするのです。
何でこんなアホな姿勢を取るのでしょうか?
Q.私は筋トレを1年続けたら自然と
足上げの癖が無くなりました。
これはもしかすると足腰が弱かったのでは?
とも感じます。
筋力に関係がありますでしょうか?



なぜ洗面台に足をかけるのが「楽」なのか?

洗面台に右足をかける癖が「楽」
に感じた理由は、以下の要因が考えられます。

1.姿勢の安定感

片足を上げて洗面台に置くと、
骨盤が傾き、脊柱起立筋(背骨を支える筋肉)
や腰の筋肉への負担が軽減されます。

長時間立っていると、
弱い筋肉では姿勢を保つのがつらくなるため、
足を上げて重心を洗面台に預けることで
体が安定し、楽に感じた可能性があります

特に、片足を上げると、
骨盤や背骨の位置が微妙に調整され、
腰や背中の緊張が緩むため、歯磨きや
ドライヤーのような作業が快適に感じられたのでしょう。

洗面台に足をかけると楽な理由治し方姿勢、お行儀の悪い癖と原因

2.筋力不足による補助動作

脊柱起立筋や足腰が弱いと、
(大臀筋、ハムストリングス、股関節周りの筋肉)
立っている時の重心を支えるのが難しくなります。

この場合、洗面台に足をかけることで、
体重を一部預けて筋肉の負担を減らしていた可能性が高いです。

右足だけ上げる癖は、右利きによる体の左右差や、
右側の筋肉に頼りがちなクセが影響していたかもしれません。

3.心理的なリラックス効果

片足を上げる行為は、ちょっとした
「自由な姿勢」やリラックス感をもたらす場合があります

お行儀が悪いと分かっていても、
プライベートな空間で無意識に楽な姿勢を求めた結果、
この癖が出ていた可能性も。

筋トレで癖がなくなった理由

1年間の筋トレで癖がなくなったのは、
筋力の向上と体のバランスの改善が大きく関係していると考えられます。

1.脊柱起立筋の強化

脊柱起立筋は、背骨を支えて姿勢を保つ重要な筋肉です
筋トレ(特にデッドリフト、スクワット、バックエクステンションなど)
でこの筋肉が強化されると、立っている時の姿勢が安定し、
洗面台に足をかけて体を支える必要がなくなった可能性があります。

以前は筋力が弱かったため、
立位での腰の負担を軽減するために足を上げていたのでしょう。

2.足腰の筋力アップ

下半身(大臀筋、ハムストリングス、股関節周りの筋肉)の強化により、
両足で立っている時の重心のコントロールが向上。
洗面台に足をかける補助動作が不要になり、癖が自然と消えたと考えられます。

股関節の柔軟性や筋力バランスが改善されたことで、
体の左右差(右足を上げるクセ)も解消された可能性があります。

種目を増やすのが面倒な場合は
スクワットだけで全体の筋肉が鍛えられます。

3.姿勢と神経系の適応

筋トレで体幹(コア)や下半身が強化されると、
体の使い方や姿勢への意識が向上します。
これにより、立っている時のバランスが自然と良くなり、
楽な姿勢を求めて足を上げる必要がなくなったのでしょう。

また、筋トレによる神経系の適応で、
筋肉の協調性が向上し、姿勢のコントロールが
スムーズになったことも影響しているかもしれません。
(筋トレを継続している人は自然と姿勢も良くなります)

結論

洗面台に右足をかける癖は、
脊柱起立筋足腰の筋力不足により、
立っている時の姿勢を安定させるために
無意識に行っていた補助動作だった可能性が高いです。

1年間の筋トレでこれらの筋肉が強化され、
姿勢の安定感が増したことで、癖が必要なくなり、
自然となくなったと考えられます。

特に、脊柱起立筋やコアの強化が、
立位での体のバランスを整えるのに大きく貢献したのでしょう。

今後試してみると面白そうなこと

左右差のチェック

右足を上げたくなる癖がなくなった今、
体の左右差がどれくらい改善したか、
片足立ちや筋力テストで確認してみると面白いかも。

コア強化の継続

プランクやバードドッグなどの体幹トレーニングを続けると、
さらに姿勢が安定し、他の無意識のクセも減る可能性が。

癖の再発観察

筋トレを休む期間があった場合、
癖が戻るかチェックすると、筋力と癖の関係がより明確になるかもしれません。

え?まだ家で座って仕事してる奴いるの?

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