Heuristics.Phishing.Email.SpoofedDomainはどんな悪さをするウイルスなのでしょうか?

Q.Heuristics.Phishing.Email.SpoofedDomain
この、ウイルス?はどんな悪さをするウイルスなのでしょうか?
Q.プロバイダーからウイルスが添付されてる
メールを消したという報告がありました。
——————————–
メール送信者: support@service.fw8t5ags.cn
感染ウイルス名称: Heuristics.Phishing.Email.SpoofedDomain
処理内容:メールヘッダー以外を破棄しました
——————————–
これに書かれている
Heuristics.Phishing.Email.SpoofedDomain
どんな悪いことをするウイルスなのですか?

A.Heuristics.Phishing.Email.SpoofedDomain
という名前のウイルスは、実際にはウイルスではなく、
フィッシング攻撃を検出するためのヒューリスティックな識別子です。

プロバイダーからのその通知は、
実際にはウイルスを削除したのではなく、
フィッシング詐欺を試みるメールを検出し、
ブロックしたことを示しています。

この識別子は、メールが偽のドメインから
送信された可能性があることを示しており、
メールの内容が受信者をだまして個人情報を
盗み出そうとするものである可能性が高いです。

プロバイダーは、このような疑わしいメールを自動的に検出し、
メールヘッダー以外の部分(本文や添付ファイルなど)
を破棄することで、ユーザーを保護しています。

この識別子は、メールスプーフィング
ドメインの偽装を試みるフィッシング詐欺を指し示しています。

メールスプーフィングでは、
攻撃者がメールヘッダーを改ざんして
正当な送信者になりすますことで、受信者を騙して機密情報を漏らしたり、
悪意のあるリンクをクリックさせたりすることが目的です。

具体的には、攻撃者は以下のような手口を使います。

正規の送信者のドメインに酷似したメールドメインを作成し、
受信者がエラーに気づかないことを期待します。

例えば、「@legitimatecompany.com」ではなく、
「@1egitimatecompany.com」というドメインを使用することがあります。

表示名を変更して、送信者になりすますこともあります。
例えば、「LegitimateCEOName@legitimatecompany.com」
ではなく「LegitimateCEOName@gmail.com」
から悪意のあるメールを送信する場合です。

これらの攻撃は、
受信者がメールを正当なものと誤認し、
攻撃者の意図する行動をとらせることを狙っています。
そのため、メールのヘッダー情報を確認したり、
怪しいリンクや添付ファイルがないかを慎重にチェックすることが重要です。

また、メールサーバーのレベルで
フィッシング対策ソリューションを導入することや、
受信者がフィッシングサイトへのリンクをクリックしてしまった場合に備えて、
フィッシングサイトへのリダイレクトを阻止するソリューションを
ワークステーションにインストールすることも推奨されています。



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コメント

  1. 匿名 より:

    プロバイダが有能でこちらにくる前に消してくれるありがたい

  2. 匿名 より:

    全部外人の仕業なんだよな