【スマホ】昔は残量を0にしてから→今はいつでも充電して良いは本当ですか?【携帯】

Q.ガラケー時代の充電の基本は
「充電の残量を0にしてから」が定番でしたが
最近テレビか何かで、「現代はいつでも充電してかまわない」
という話を聞きました。これは本当ですか?
本当だとしたら電池の質が昔とは違うのですか?
教えてください。
Q.スマホの充電は、空っぽになるくらい
減らしてから充電した方が良いですか?
それとも、気になった時に充電器に差してOKですか?

A.はい、その通りです。
現代のスマートフォンは、
いつでも充電しても問題ありません。

これは、スマートフォンに使用されている電池の種類が、
ガラケー時代とは異なるためです。

ガラケー時代の電池はニッケル系の電池が主流で、
これらの電池は「メモリ効果」という現象がありました。

これは、電池が一度も完全に放電されずに充電されると、
その電池の容量が徐々に低下してしまう現象です。
そのため、ガラケー時代には
「充電の残量を0にしてから充電する」ことが推奨されていました。

しかし、現代のスマートフォンでは主に
*リチウムイオン電池*が使用されています。
リチウムイオン電池はメモリ効果がほとんどなく、
充電の残量が0になる前に充電しても問題ありません。

むしろ、充電がゼロになると、
バッテリーの劣化が早くなってしまうため、
充電切れになる前に充電することが推奨されています。

また、リチウムイオン電池は、
満充電や電池切れ状態で長期間放っておくことで劣化してしまいます。
このような保存状態が原因となっておこる劣化を「保存劣化」とよびます。

「保存劣化」を避けるために、
充電残量が0%になるまで使い切りそのままにしておくことや、
常に充電が100%近くの状態にしておくような使い方をしないようにしましょう。

したがって、現代のスマートフォンでは、
「いつでも充電してかまわない」というのが正しい充電方法となります。
ただし、充電しながらスマホを使うと、
バッテリーに負荷がかかり熱を持ちやすくなります。
バッテリーを劣化させてしまう原因となるため控えましょう。
また、高温になる場所での充電も避けるようにしましょう。

以上の情報から、
現代のスマートフォンの電池は、
ガラケー時代の電池とは異なる特性を持っており、
そのために充電の方法も異なるということがわかります。

これらの知識を持つことで、
スマートフォンのバッテリーを長持ちさせることができます。



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