ハーウェイですか？ファーウェイですか？
対立するようなことがありましたが、
なぜですか？
海外からは怪しいと思われているのですか？
A.HUAWEIの正しい読み方は、
ファーウェイです。
HUAWEIは、中国の大手通信機器メーカーで、
中国語名は華為技術と書きます。
HUAWEIは、スマートフォンやタブレットなどの通信端末を製造しており、
日本では2005年に日本法人ファーウェイテクノロジーズジャパンを設立しました。
HUAWEIは、英語表記でHuawei Technologiesとも呼ばれます。
HUAWEIについてもっと知りたいですか？
Q.HUAWEIの歴史について教えてください。
HUAWEIは、中国の深圳市に本社を置く通信機器大手メーカーです。
1987年に元人民解放軍所属の任正非氏らによって創業し、
電話デジタル交換機の輸入販売から始まりました。
その後、自主開発したPBXや携帯電話のインフラ整備に
必要な通信機器を中国の農村部市場を中心に販売し、売上高を伸ばしました。
1990年代後半からは海外市場に進出し、
香港やインド、欧米などで研究センターや事業拠点を設立しました。
2000年代に入ると、通信機器市場で世界トップのシェアを獲得し、
スマートフォンやタブレットなどの通信端末も製造するようになりました。
2010年には、カメラ大手のLeicaと共同開発した
デュアルカメラを搭載したスマートフォンを発売し、
その高いカメラ性能が人気を集めました。
また、5G通信技術においても世界をリードする企業となりました。
しかし、2018年以降はアメリカとの貿易摩擦により、
Googleのサービスや高性能半導体の調達が制限されるなど、事業に影響を受けています。
現在は、電力やクラウドサービス、
自動車部品などの分野にも注力しており、
研究開発にも多額の投資を続けています。
アメリカとファーウェイの対立の理由は、主に以下の3つです。
– アメリカはファーウェイの通信機器に
不正なプログラムが組み込まれ、スパイ活動に
用いられるという安全保障上の懸念を持っています。
– アメリカはファーウェイの幹部が
イラン制裁に違反した疑いでカナダに逮捕されたことに対し、
身柄の引き渡しを求めています。
中国政府はこれに反発し、米中対立の激化につながりました。
– アメリカはファーウェイの技術的な優位性に危機感を抱き、
5Gや半導体などの分野での競争力を奪おうとしています。
海外からは、ファーウェイは中国政府と密接な関係にあり、
国際的な規制や法律に従わないという疑念が持たれています。
一方で、ファーウェイは自社の製品やサービスの品質や
安全性を証明しようと努力しており、多くの国や地域で
通信インフラや端末の提供を行っています。
以上が、アメリカとファーウェイの対立の理由と
海外での評判についての回答です。参考になれば幸いです。