楽天モバイルは大丈夫なのですか？なぜそんなに叩かれるのですか？

Q.楽天モバイルをバカにしている有名人が多いですが
なぜそんな事を言われるのですか？
私は楽天モバイルを愛用しているので応援したいです。

Q.携帯会社は4位以下は負け、
勝ち目はないと言っている方いました。
勝ち負け関係なく普通に存続する事は出来ないのでしょうか？
やはり赤字になるのでしょうか？
今後も楽天モバイルを使いたいので気になります。

Q.楽天モバイルは負け確定みたいに言われていますね。
赤字が凄いらしいですがなぜみなさん
そんなにバカにするのですか？
ライバル会社とつながりのある人が
悪口を言っているのですか？

A.楽天モバイルは、2022年12月期に3728億8400万円の赤字を計上し、
その大半が携帯通信事業の4928億円の赤字によるものでした。

この赤字の要因としては、自前の基地局の設備投資や
他社からのローミング費用などが挙げられます。
また、楽天モバイルは、1GB以下の利用者が多く、
データARPU（1契約あたりの利益）が低いという課題も抱えています。

こうした状況から、楽天モバイルは黒字化に向けて
さまざまな施策を打ち出していますが、
その成果や将来性に対しては懐疑的な見方もあります。

そのため、一部の有名人や評論家などが、
楽天モバイルを批判したり、
バカにしたりすることがあるのだと思われます。

しかし、楽天モバイルには、
完全仮想化による低コストな基地局構築や、
楽天エコシステムとの連携によるポイント還元など、
他社にはない独自の強みもあります。

また、プラチナバンドの獲得やeSIMの導入など、
エリアカバレッジや利便性の向上にも取り組んでいます。
楽天グループの三木谷浩史会長兼社長は、
「2023年はとにかく利益体制を確立する年」と位置づけており、
「2024年以降は加速していきたい」とコメントしています。

したがって、楽天モバイルはまだまだ発展途上の事業であり、
今後も成長する可能性があります。
愛用者としては、応援したい気持ちもわかりますが、
同時に現状や課題を冷静に見つめることも大切だと思います。

携帯会社は4位以下は負けという考え方は、
市場シェアや競争力などを重視する観点から来ていると思われます。

日本の携帯市場では、NTTドコモ、KDDI（au）、
ソフトバンク（ワイモバイル含む）の3社が圧倒的なシェアを持っており、
楽天モバイルやUQモバイルなどの新規参入者やサブブランドは、
価格競争やサービス差別化などで苦戦しています。

また、5Gの普及やIoTの発展など、
携帯市場は変化の激しい分野でもあります。
そのため、4位以下の携帯会社は、市場で生き残るためには
常にイノベーションや投資を行わなければならず、
それが赤字につながるリスクもあります。

しかし、勝ち負け関係なく
普通に存続することは不可能ではありません。
楽天モバイルは、楽天グループの一員として、
楽天市場や楽天カードなどのインターネットサービスと連携し、
ポイントや割引などの特典を提供することで、
ユーザーの利便性や満足度を高めています。

また、自前の基地局を増やすことで、
ローミング費用を削減し、コスト競争力を強化しています。
さらに、プラチナバンドの獲得やeSIMの導入など、
エリアカバレッジや利便性の向上にも取り組んでいます。

これらの施策が実を結べば、
楽天モバイルは黒字化に向けて前進することができるでしょう。

したがって、楽天モバイルは今後も存続する可能性があります。
ただし、それには市場環境や競合他社の動向にも左右される部分があります。
楽天モバイルを使いたいという気持ちは尊重しますが、
同時にそのリスクも認識しておくことが必要だと思います。

楽天モバイルは負け確定というわけではありませんが、
赤字が凄いことは事実です。
2022年12月期に3728億8400万円の赤字を計上し、
その大半が携帯通信事業の4928億円の赤字によるものでした。

こうした状況から、楽天モバイルは黒字化に向けて
さまざまな施策を打ち出していますが、
その成果や将来性に対しては懐疑的な見方もあります。
そのため、一部の有名人や評論家などが、楽天モバイルを批判したり、
バカにしたりすることがあるのだと思われます。

楽天モバイルはまだまだ発展途上の事業であり、
今後も成長する可能性があります。
バカにする人たちは、楽天モバイルの強みや努力を見ていないか、
ライバル会社とつながりのある人かもしれません。
しかし、それに惑わされずに、自分で情報を収集し、
判断することが大切だと思います。

Q.プラチナバンドとは何ですか？
「楽天はプラチナバンドが無いから繋がりにくい」
と言っている人がいました。

A.プラチナバンドとは、
700MHz～900MHzの周波数帯域を中心とした電波帯域を指す通称です。

この周波数帯は、ビルなどの障害物があっても
回り込んで電波が届きやすいという特徴を持っています。
また、山間部や田舎などの基地局が少ない地域でも
繋がりやすいというメリットもあります。

楽天モバイルは、このプラチナバンドの自社回線の割り当てが遅れているため、
繋がりやすさを確保するためにKDDIの800MHz帯の
4G回線をローミングしたものを「パートナー回線」として提供しています。
これは自社回線の整備が完了するまでの措置であり、
最終的には2026年9月30日で終了する予定となっています。

つまり、「楽天はプラチナバンドが無いから繋がりにくい」と言っている人は、
楽天モバイルの自社回線ではなく、
KDDIのパートナー回線を利用していることに不満を感じているということです。
自社回線ではないと、通信速度や品質に影響が出る可能性があります。