Q デブ経験のないトレーナーに教わりたくない。
私は変わり者ですか?
デブになった経験のないトレーナーに
痩せ方なんて教わりたくありません。
私は変わり者ですか?
トレーナー達は
食事を抑えるのが誰でもできる事だと勘違いしていませんか?
運動がみんな好きだと思っていませんか?
それが引っかかって
思うようにジムのダイエットプランを進められません。
A 回答
確かに、太った事が無いトレーナーの場合は、
肥満者独自の悩みや考え方をすべて理解するのは難しいかもしれません。
肥満者ならではの悩みがある
私は(脂肪率の高い)96キロを経験していますが
ダイエットで65キロまで落とした経験もしています。
痩せている人にはわからない部分があります。
単純に体重が重いので、何事も面倒で
当然重い物(脂肪)を背負っているのですから
痩せている方よりも早く疲れます。
肥満を知らないトレーナーは
自分ができる事をイメージするので
個人に合わせると言いつつも、なかなか
肥満者の気持ちを理解してくれない可能性があります。
・常にだるい
・めんどくさい
・膝が辛い
・腰が痛い
・股ずれ
・汗疹
など、肥満者には悩みがあります。
経験で養った精神コントロール術
また肉体面だけでなく
精神的な部分が重要です。
たとえば、
■もっと食べたい時の攻略法
(元々痩せている人は、食べない我慢が簡単にできますし、食べる量が少ない)
■体重が少し減っても期間が長いために、
ダイエットのモチベーションが下がる時がある
(未経験者の場合はモチベーションに対する心の動きを把握できません)
■停滞期の時
(運動で打破する方法もありますが、停滞期こそダイエット経験者にはかないません)
その他色々ありますね。
停滞期について
この中の停滞期だけを取り上げてみても
経験に勝るものはありません。
停滞期になると
体重が落ちないので、自分を責めたり、
ダイエット法に疑問を抱いてしまう場合があります。
しかしながら、
停滞期が訪れるのは人間の特徴で、
少ない摂取カロリーでも体重は維持しよう
という本能が働いているからです。
これを、
無駄に悩んではマイナスです。
経験者はこんな事では落ち込まず
「停滞期は訪れるもの」
「自分は悪くない」
と考え、私が教える場合は、
停滞期=悪のイメージを打ち消す事を指導します。
停滞期中は体重以外に目を!
努力をしているのに→体重が落ちない
というのは悲しい事ですが、
体重だけを意識してはいけません。
停滞期とはいえ、
体の各サイズがダウンしている場合があるのです。
体重は変わらないけど
→ウエストが減っている
体重は変わらないけど
→足が細くなってる
などの変化があり
それに気づけば停滞期は
恐怖ではなくなります。
停滞期の個人差
停滞期は、人によって
3キロ単位、5キロ単位で訪れたりとバラバラですが、
人間の体は順応能力があるので
ある程度の期間が過ぎれば、体重が減る事を許してくれるのです。
このような説明をしないで
トレーナー「食べ物を抑えてがんばれ!」だけでは
なかなか気持ちが追いついてこない事もあるでしょう。
トレーナーの能力によって
結果は左右する事になります。
コメント