マダックスってなんだよｗ初めて聞いたわ！昭和ではありえない野球用語

A.マダックスとは、先発投手が
100球未満で9イニング以上を投げきり、
相手チームを完封することを指す非公式記録です。

この用語は、22年間の現役生活でマダックスを
13回達成したグレッグ・マダックスにちなんで名付けられました。
記者のジェイソン・ルークハートが2012年にこの用語を作り出しました。

日本プロ野球(NPB)や
メジャーリーグベースボール(MLB)でのマダックスの達成は、
特に公式の記録として数えられているわけではありませんが、
野球ファンやメディアによって注目されるようになりました。

特に効率的なピッチングを象徴する記録として、
マダックスは投手の優れたパフォーマンスを示す指標の一つと見なされています。

了解しました。
OPS等についてご説明いたします。

OPSは「On-base Plus Slugging」の略で、
「出塁率」と「長打率」を合算した指標です。

これは打者の得点への貢献度を数値で客観的に測るために使われます。
具体的には以下の計算式で求められます。

OPS = 出塁率 (OBP)+長打率 (SLG)

ここで、
出塁率 (OBP)は、打者がどのくらい塁に出たかを示し、
長打率 (SLG)は、打者が打席に立った際にどのくらいの塁打を記録したかを示します。

■出塁率は以下の式で計算されます。

出塁率 (OBP) =安打数 + 四死球 / 打数 +四死球 + 犠飛

■長打率は以下の式で計算されます。

長打率 (SLG) = 塁打数 / 打数

OPSが高い選手は、塁に出る確率が高く、
二塁打以上の長打を打つ確率が高いことを意味し、
チームにとって価値のある打者であると評価されます。

OPSの評価基準は、一般的には0.9を超えるとクリーンナップ級、
1.0を超えると球界を代表するレベルのスラッガーとされています。

セイバーメトリクスというデータ分析に基づく野球の評価方法の中で、
OPSは重要な指標の一つとされています。
日本プロ野球でも、近年はこの指標が注目され、使用されるようになっています。

他にもセイバーメトリクスには様々な指標がありますが、
OPSは特に打撃の効率性を測るのに有効な指標です。

セイバーメトリクスには多くの指標がありますが、
以下にいくつかの重要な指標を紹介します。

WAR (Wins Above Replacement):

代替選手と比較して、その選手が
どれだけチームの勝利に貢献したかを示す指標です。
打撃、走塁、守備、投球の全ての要素を組み合わせて算出されます。

wOBA (weighted On-Base Average):

1打席あたりにどれだけチームの得点増加に貢献したかを表す指標です。
四球、死球、単打、二塁打、三塁打、本塁打を
それぞれの得点価値に応じて重み付けして計算します。

FIP (Fielding Independent Pitching):

守備や運など投手のコントロールできない要素を除外し、
奪三振、与四球、被本塁打など投手の
コントロールできる要素だけで計算される防御率のような指標です。

UZR (Ultimate Zone Rating):

守備範囲を数値化し、平均的な選手と比較して
守備でどれだけ貢献したか（失点を防いだか）を評価する指標です。

wRC+ (weighted Runs Created Plus):

打者が作り出した得点の数をリーグ平均と比較して調整した指標です。
100が平均で、100以上なら平均以上の貢献をしていることを示します。

BABIP (Batting Average on Balls In Play):

バッターが打ったボールが
守備範囲内でどれだけ安打になるかを示す指標です。
通常、.300前後が平均とされていますが、
これが極端に高いか低い場合は運の要素が大きいと考えられます。

これらの指標は、選手のパフォーマンスを
より深く分析するために使われます。

セイバーメトリクスは、
従来の統計よりも詳細な情報を提供し、
選手の真の価値を測定するのに役立ちます。