あなたはどの遺伝子タイプ?
あなたの肥満遺伝子
(倹約遺伝子)タイプは?
親の肥満具合により、
子供の太る確率が変化するという。
遺伝子だけではなく、
食生活まで受け継いでしまうため
子供が肥満になる確率が高まるからである。
子供が肥満になる確率 親が肥満なら子供も肥満か? |
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両親が肥満の場合 | 80% |
父親のみ肥満の場合 | 40% |
母親のみ肥満の場合 | 60% |
両親が肥満でない場合 | 10% |
肥満遺伝子の種類
人の遺伝子は約三万種類あり、
その中の肥満遺伝子は約60種類あると言われている。
肥満遺伝子とは?
簡単に言えば食べたものを
体脂肪に変えやすく、体内にため込むようにする遺伝子。
生まれつきで決まっていて、変わることはない。
本当に存在するらしいよ。
一番大事なのは食生活次第で
どうにでもなるらしい。
三大肥満遺伝子
肥満遺伝子は大きく3つに分ける事ができる。
バナナ型
基礎代謝が200キロカロリー程度高いタイプ。
線が細く太りにくい。
日本人の約15%がバナナ型に属する。
体型的には、ほっそりとしていて太りにくいのが特徴で、
筋肉が付きにくい上に落ちやすく、太るのが困難な体質になる。
肥満遺伝子とも言われるが、
太りにくいために「逆肥満遺伝子」と呼ぶ場合もある。
低血圧、うつ病、心臓病が発生しやすいと言われている。
りんご型
日本で一番多いタイプ。
1日当たりの基礎代謝量が非保有者より200キロカロリーほど少ない。
体型的には、お腹回りが「ぽっこり」と出ているのが特徴で、
糖分を分解するインスリンの分泌力が低い傾向にある。
インスリンの分泌を促す糖分の摂取を控える必要がある。
発生しやすいと言われる病気・・・・
糖尿病、高脂血症、脂肪肝
ダイエット法
→ご飯、パン、麺に注意する。
糖質を燃焼するビタミンB1を積極的に摂取する。
豚肉/かつお/レバー/ぶり/カレイ/玄米/枝豆
洋なし型
日本人の約1/4が洋なしタイプ。
1日当たりの基礎代謝量が非保有者より100キロカロリーほど少ない。
腰/太もも/尻を中心とした下半身に皮下脂肪が蓄積されやすいのが特徴で、
食事療法による減量効果が表れにくい傾向にある。
食事の際、脂肪の摂りすぎに注意する事が第一。
発生しやすいと言われる病気・・・・
子宮関係の病い
ダイエット法
→脂肪の多いおかずを減らし、
脂質の代謝を促すビタミンB2を積極的に摂取する事。
うなぎ/いわし/秋刀魚/チーズ/ヨーグルト/卵/牛乳/小松菜
例外タイプ(非保有者)
肥満遺伝子を持っていないタイプも存在する。
遺伝子セルフチェック
Q 体温
A 低い
B 普通
C 高い
Q 太り始める部分
A おなか
B 下半身
C とある年齢から太り始めた
Q 現在の体型
A お腹が出てる
B 下半身太り
C 全体的に痩せている又は全体的に太ってる
Q 汗のかきかた
A 動いてもかかない
B 汗をかかない
C すぐ汗をかく
Q 好み
A ご飯、麺が好き
B 主食よりおかず
C 不規則
Q 性格
A マイペース
B 頑固、凝り性
C 神経質
Aが多いと
→りんご型
Bが多いと
→洋ナシ型
Cが多いと
→バナナ型
肥満遺伝子はダイエットに影響するのか?
ダイエット成功するには遺伝子を意識する必要はない。
なぜなら、太りやすさに差があっても、
痩せる事に関しては遺伝子は邪魔にならないからだ。
痩せない原因を遺伝子にしてしまう事があるが
肥満遺伝子を持っていても脂肪が落ちないという事はない。
遺伝子を覆すのが日々の生活環境であり、
日々の食事や運動がベースとなる事を忘れないで欲しい。