電話によるニセモノ銀行員からの電話
令和への変更でキャッシュカードの変更が必要?
2018年末より、
元号の改元による銀行法改正について
と書かれた封書が、全国不特定多数に配送されている。
その封書の内容とは以下の通りである。
元号の改元による銀行法改正について一般財団法人全国銀行協会
実は、一般財団法人全国銀行協会は存在しない。
(一般社団法人全国銀行協会は存在)
この時点で詐欺であると解決ができる。
しかしながら、年号の変更でごまかされ、
キャッシュカードを返信してしまう被害者も現れている。
元号が改まるから改元なのに。
そんな頭痛が痛いみたいな言葉を銀行協会が書くだろうか?
とにかく文章がおかしいな。
怪しい日本語の使い方は外人が絡んでいる。
よく考えるな~
全国各地で注意喚起
銀行協会を名乗った封書は全国にバラまかれているが、
ワイドショーでの取り扱いや、警察側は
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を利用し
多くの方に注意を呼び掛けている。
【新たな詐欺に注意!】
全国銀行協会を装い、
〇「元号の改元による銀行法改正について」と題する文書
〇キャッシュカード変更申込書
〇返信用封筒
を封書で送りつけ、暗証番号を記入した変更申込書とキャッシュカードを返信させようとする手口が発生!家族や警察に相談を! pic.twitter.com/rXNdWJUJO6
— 福島県警察安全・安心情報 (@FP_seian) 2019年1月28日
■改元に乗じた詐欺に注意■他県にて,「元号の改元による銀行法改正について」と題した文書により,キャッシュカードの交換手続きを装い,被害者にカードを返送させ,騙し取ろうとする新たな詐欺手口が確認されています。今後,柏市内での発生も心配されますのでご注意ください。#柏市役所 pic.twitter.com/1x5yrefp2h
— 柏市防災安全課 (@kashiwa_bosai) 2019年1月22日
近年の詐欺の手口
今までは、ATMから直接振り込ませる手口が主流であったが、
電話をしながらの操作や、ATMの警備が厳しくなり、
防犯カメラから足がつく事から、別の受け取り方法に変更された。
直接キャッシュカード
そこで、考えられたのが
「直接キャッシュカードと暗証番号を得る」方法である。
一度手にすればどこでも引き出す事が可能である。
キャッシュカードを得るには
・(今回の封書で)送らせる手口と
・直接渡してもらう手口がある。
後者は”直接渡す人間なんかいるか?”と思われるが、
実は、騙されるケースが非常に多い。
銀行員を名乗り、自宅まで受け取りに来る。
「還付金があるのでキャッシュカードとパスワードを教えてください」
「キャッシュカードが新しくなったのでカードとパスワードを教えてください」
以上のような、考える隙を与えない直接の手口は危険である。
お年寄りがあっさり騙されてしまう可能性がある。