オマールエビと聞くことが多くなりました。
ロブスターは希少でオマールエビは大量に採れるのですか?
ロブスターとオマールエビの違いが分かりません。
A.はい、ロブスターとオマール海老は
同じ種類の甲殻類で、呼び方が異なるだけです。
オマール海老はフランス語で、
英語ではロブスターと呼ばれています。
見た目や特徴は非常に似ており、大きなハサミを持つことが特徴です。
一般的に市場に出回っているのは
「ヨーロピアン・オマール」と「アメリカン・ロブスター」の2種類です。
オマールエビとは?
ヨーロピアン・オマールは
ユーラシア大陸沿岸で獲れ、(高価で)濃厚な旨味と甘味があります。
ユーラシア大陸沿岸で獲れるもので、体長は約50cm程度です。
漁獲量はアメリカ産の1/10程度で、その希少性から価格も高くなっています。
ロブスターとは?
一方、アメリカン・ロブスターは
アメリカ大陸沿岸で獲れ、
大きいものでは体長120cmにもなりますが、
一般的には30〜40cm程度のものが市場に出回っています。
味わいはヨーロピアン・オマールに比べると劣るとされています。
どちらも高級食材として扱われ、
様々な調理法で楽しむことができます。
例えば、ボイルや焼き、
ビスクなどのスープにして味わうことが一般的です。
日本では、オマール海老はあまりスーパーで見かけることはありませんが、
ネットショップで購入することができます。
お料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。
最近はオマール海老まで高いです。
なぜこんな事になったのでしょうか?
A.オマール海老の価格が高騰している理由はいくつかあります。
主な要因としては、以下の点が挙げられます。
1. **需要の回復**
欧米を中心に外食店などでの需要が戻り、現地の価格が上昇しました。
2. **輸送費の高騰**
国際的な輸送コストが増加しており、それが価格に反映されています。
3. **為替の影響**
円安が進んだことで、輸入品の価格が上がっています。
4. **国内の状況**
新型コロナウイルスの流行により、
婚礼需要などが減少し、在庫が残っている状態でした。
これにより、日本の調達意欲が低下しました。
これらの経済的な要因が複合的に作用し、
オマール海老の価格が上昇する結果となっています。
特に、輸送費の高騰や為替の変動は、
輸入食材の価格に大きな影響を与えるため、注意が必要です。
また、国内外の市場状況や消費者の需要も価格に影響を及ぼしています。
このような背景を理解することで、価格変動の理由がより明確になるでしょう。