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パントテン酸 栄養と含まれる食品

パントテン酸とは?

パントテン酸(ビタミンB5)は、
水溶性ビタミンの一種で、
「抗ストレスビタミン」として知られています。
多くの食品に含まれており、
健康を保つ上で重要な役割を果たします。

パントテン酸の特徴と作用

1. 副腎の機能を助ける

副腎皮質ホルモンの合成を促進し、
抗ストレス作用を持つホルモンの生成を助けます。

2. 皮膚や毛髪、神経組織の保護

ナイアシン(ビタミンB3)や
ビタミンB2と協力して働き、健康な皮膚や毛髪、神経組織を維持します。

3. 栄養素の代謝

糖質、脂質、たんぱく質の代謝に深く関与しています。
このビタミンはエネルギーを生成するために不可欠です。

4. 解毒作用

有害物質の解毒を助ける作用があり、
肝臓で行われる解毒プロセスをサポートします。

5. 薬の副作用防止

薬の副作用を軽減することがあり、
特に抗生物質の副作用を和らげる効果が知られています。

6. 脂質の代謝

脂肪酸の合成や分解に関与し、
脂肪をエネルギーに変換するのを助けます。

7. 善玉コレステロールの生成

コレステロールの代謝を調節し、
善玉コレステロール(HDLコレステロール)の生成を促進します。

パントテン酸不足症状

風邪を引きやすくなる

ストレスに対する抵抗力が低下する

皮膚や毛髪のつやが悪くなる

運動をしていないのに筋肉痛が発生する

手足のしびれ

疲れやすくなる

なお、パントテン酸は多くの食品に含まれているため、
通常は欠乏の心配はほとんどありません。

パントテン酸が必要な方

食欲不振の方

胃弱の方

ストレスが多い方

動脈硬化予防を目指す方

パントテン酸を豊富に含む食品

レバー

納豆

サケ(鮭)

牛乳

ピーナッツ

摂取量目安

区分 目安摂取量
成人男性 6 mg
成人女性 5 mg
妊婦 通常より+1 mg
授乳婦 通常より+4 mg
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