先祖代々から受け継がれる掟「連帯保証人にはなるな!」は本当

昭和世代の人間は
「連帯保証人にはなるな!」と親から、
何度も何度も繰り返し教えられてきた。

サインと印鑑を押すことは簡単であるが、
それ以上のリスクがあり、あなたの人生を
台無しにしてしまう可能性があるからだ。

ここでは、小学生にも分かりやすく
連帯保証人の危険性について説明してある。

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なぜ、連帯保証人になると危険なのか!?

連帯保証人とは、
お友達がお金を借りたときに、
お友達がお金を返せなくなったら、
代わりにお金を返す約束をする人のことです。

お友達がお金を借りるときに、
お金を貸す人は、お友達だけでは心配だから、
連帯保証人をつけてほしいと言うことがあります。
でも、連帯保証人になると、
とても大変なことになることがあるんです。

例えば、お友達が100万円を借りたとします。
お友達は毎月5万円ずつ返す約束をしました。
でも、お友達はお金を使いすぎて、返せなくなってしまいました。

すると、お金を貸した人は、
お友達に返してもらえないから、
連帯保証人になったあなたに返してほしいと言ってきます。

あなたはお友達の代わりに100万円を返さなければなりません。
でも、あなたは100万円も持っていないし、
親にも言えないし、どうしようもありません。

お金を貸した人は、
お小遣いやおもちゃや服、家などを取り上げたり、
裁判所に訴えたりすることもできます。
あなたはお友達のために連帯保証人になった事で
とても困ってしまうのです。

このように、連帯保証人になると、
お友達の借金を全部返さなければならないというリスクがあります。

それだけではなく、
お友達が借りたお金を使って何か悪いことをしたり、
お友達がお金を借りた家や部屋を壊したりした場合も、
あなたがお金を払わなければなりません。

お友達との関係も悪くなるかもしれません。
連帯保証人になると、自分のお金や財産や人生に
大きな影響が出ることがあるのです。

特に、高校や大学くらいないなると
友情が生まれて信頼してしまいがちですが
お金に関する事”だけは信用してはいけません。

悪い事を企む人は、ねずみ講も詐欺も、
まずは親しい人を騙すことから始めます。
(若い頃は”この人は絶対信頼できる”と思っても違うのです)

だから、連帯保証人になることは、とても重要なことなんです。
お友達に頼まれたからといって、簡単に連帯保証人になってはいけません。

自分がどんな責任を負うことになるのか、
よく考えて判断しなければなりません。
もし、連帯保証人になることについて分からないことがあったら、
親や先生や弁護士などに相談してください。

追記 連帯保証人の末路

私の周りでも連帯保証人になったばっかりに
苦しんでいる人が存在する。

例1)親戚家族が被害に

従兄弟の母が、友人の連帯保証人になり
お金を借りた友人が蒸発してしまい、
取り立てに追われるようになってしまった。
(親戚家族も逃げる羽目に…)

例2)これは秘密なんです

仲の良かった友人が、
「これだけは誰にも話せない、男と男の約束なんだ!」
と、親友にさえも秘密を作り連帯保証人になってしまう。

その結果、借金の肩代わりする事になり人生が詰む。

このように、
失敗した人をたくさん見てきている。
連帯保証人だけにはならないように注意しよう!



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