オスは激しい!?
抱っこさせてもらえない?!
今回は第2弾である。
前回は1年半かけてやっと抱っこできるようになった話を書いた。
しかしながら、抱っこに慣れていない場合、
(抱っこが出来たとしても)
抱っこ→怯える→しばらく逃げるという流れになり完璧には程遠い。
同時に飼い主もビクビクしながら持ち上げているはずだ。
もちろん、常に密な関係を築けるほど
時間があればよいが、なかなか難しい家庭もあるだろう。
動物園のモルモット広場にオスがいないように
明らかにメスの方が性格が大人しいのだ。
抱っこ出来るようにする手順1
慣れない頃は、抱っこする雰囲気を出すと
モルモットは少しの異変に気付き逃げてしまう。
当然、個体差もあるがオス&敏感なタイプはなかなか慣れてくれない。
このような時期は、無理に毎日抱っこするのではなく
私の場合は焦らず週1回など、積極的に挑まない日々が続いた。
ただ、これが良いのか?悪いのかは分からない。。
抱っこ出来るようにする手順2
抱っこをする時は、
モルモットの好物を与える時に限定する事だ。
繰り返す事で、
抱っこされれば→ご褒美が待っている。
と考えてくれるようになる。
抱っこ出来るようにする手順3
抱っこする際に、
追いかけ回すのは良くない。
追いかけるのではなく、隅まで誘導し
緊張硬直した時に抱えた方が消耗が少ないと考えた。
我が家の場合、暇な時に
モルモット自ら要求できるようバルコニーを設置してある。
バルコニーは上から見ると、以下の様に狭くなっている。
モルモットがバルコニーに侵入した時に
入口を何かで塞げば、モルモットは動き回らず
大人しく縮こまる事になる。
もちろん緊張状態にはなるが、
広い場所で逃げ回る時よりも心拍数は上がらずショックも少ない。
その場で持ち上げ→お遊び専用の敷地(サークルケージ)等に放てば良い。
そして、ケージ内に自身も入り”大好物を与える”のだ。
そしてモルがお腹いっぱいになれば、
慣れている小屋に帰りたい姿勢を見せるだろう。
私の場合、(段階的に)帰りには抱っこをせず
誘導し片側に穴を開けたショッピング袋に入れ小屋に戻すを繰り返した。
その結果、モル「この袋に入れば小屋に戻れる」と覚え
モルの意思で入るようになった。
抱っこ出来るようにする手順4
その後は、帰りも抱っこにする事で
往復の抱っこが当たり前になる。
やはり飼い主とモルモットの絆を深めるには”餌”を使うのが有効だ。
あまりにも臆病なモルモットには
私のような段階を踏んだ方法が有効だと思う。
抱っこ出来ない間はモヤモヤしているが
出来ない期間が長ければ長い程、成功時の感動は大きい。
抱っこが当たり前になれば
より飼い主との絆は深まる事だろう。