正月のような日があるのですか?
世界はどこも12ヶ月ではないのですか?
365日は変わらないのですか?
何が違うのですか?
A.世界の正月は、国や地域、宗教や文化
によってさまざまな日付や風習があります。
世界はどこも12ヶ月ではないのですか?
という質問には、暦の種類によって答えが変わります。
西暦はグレゴリオ暦と呼ばれる太陽暦で、
1年を365日(閏年は366日)で区切り、12ヶ月に分けます。
しかし、中国や韓国、ベトナムなどでは
旧暦と呼ばれる太陰暦を使っており、
1年を約354日で区切り、月の満ち欠けに合わせて
12ヶ月(閏月がある年は13ヶ月)に分けます。
西暦では1月1日が新年の始まりとされていますが、
旧暦では春分の前の新月の日が新年の始まりとされています。
そのため、西暦と旧暦では新年の日付がずれることになります。
また、イスラム教ではヒジュラ暦と呼ばれる純粋な太陰暦を使っており、
1年を約354日で区切り、12ヶ月に分けますが、
西暦や旧暦とは全く関係なく、新年の始まりはムハッラム月の1日とされています。
各国で常にずれが生じている事になりますね?
仮に3月1日が中国の正月だとしたら、
翌年にはずれてしまうと言う事でよろしでしょうか?
A.はい、その通りです。中国の正月は
旧暦に基づいているので、毎年日付が変わります。
例えば、2023年の春節は1月22日でしたが、
2024年の春節は2月10日になります。
したがって、仮に3/1が中国の正月だとしたら、
翌年にはずれてしまう可能性が高いです。
Q.日本は365日で、春には桜が咲き、
秋は紅葉を楽しめる事が出来ますが、
これは日本ならではの特徴と言えますか?
A.日本の四季は、海外とは違って
はっきりとしているという特徴があります。
そのため、春には桜が咲き、秋は紅葉が色づくという風景が見られます。
しかし、日本だけではなく、他の国でも
桜や紅葉を楽しめる場所はあります。
例えば、韓国や中国、アメリカなどにも桜の名所があります。
紅葉に関しても、カナダやヨーロッパなどにも美しい場所があります。
したがって、日本の四季は海外とは違うと言えますが、
桜や紅葉は日本ならではの特徴とは言えません。
それでも、日本の四季は、その美しさや文化的な
イベントなどで多くの人々を魅了しています。