【見切れる】本当の意味は?【見切れた】正しい意味&誤用

「見切れる」という言葉の一般的な使い方は、

写真からはみ出る事を
写真から見切れた!
画面に映るべく人が映っていない
画面から見切れた!

このように使う日本人が大半だ。

しかしながら、元の意味は全くの反対である。

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本来の意味

見切れてるさん
私は役者をしていますが「見切れる」という言葉は、
舞台袖などに隠れている、
客席からは見えてはいけない

役者や道具が見えてしまう事という意味で使っています。
見切れてるさん
業界用語ですね。
見切れてるさん
一般の方が「見切れる」を真逆に使うのが厄介!
本来完全に見えていなければいけないものが途中で切れている」
という場面で使っているように思われます。
見切れてるさん
“(見えるべきでないものまで)すっかり見える”
という意味でしょう。
見切れてるさん
「コピーしたら文字が見切れています」
と言われて?は?になってしまった。
一般的には”見えない”という意味で使われているのね。
見切れてるさん
文字が完全に見えないという使い方は間違い
方言でも何でもない間違いですよ!
見切れてるさん
文字が見えない事を「見切れてる」は誤用です。
本来は「文字が見切れないです。」が、正しい使い方。
見切れてるさん
業界用語の見切れるは、
少し映りこんでしまうではなく、
見切れる=はっきり見えている(映っている)
という意味です。
見切れてるさん
業界っぽく使いたい人が
間違えて使って、そのまま広がったんだろう。
見切れてるさん
元々は写真や映像の世界で
写って欲しくないものが画角に
入り込んでしまうという意味で使われていました。
見切れてるさん
つまり誤用から、
両方の意味を持ってしまった動詞
ということになりますね。。

みんな間違えているのか調べてみた

実際、調べてみると95%以上の人が
画面に収まっていない事を「見切れている」と使用していた。

×

お弁当撮影したら見切れちゃった・・

東京ドームに入って、とりあえず記念写真撮ったら
たまたま友人が見切れててワロタ

×

デイジーが見切れてた・・
失敗。。。

×

見切れてしまい指しか映っていない/(^o^)\



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