自分を信じて育てよう
動物を飼う人は、誰よりも調べ勉強する。
自分はネットで学び、
子供や嫁には言葉で伝え学んでもらった。
時には、育ち盛りの子供に教えるのならば
飼育本を読ませても勉強になるだろう。
そして、年上の人間は
何かと(知識もないのに)指導しようと
口を挟んでくる場合がある。
年長者の言葉は絶対ではない
人生の先輩であっても
モルモットを飼育したことの無い人からの
助言ほど、当てにならないものはない。
我が家の場合はこうだ・・・
誰からも見えないようにすべきだ!」
しかしながら自分の考えは違う。
「全てを囲んだら慣れるものも慣れない。
ペットショップではガラス張りだったのだから
せっかくの慣れを消すのは勿体ない。
落ち着く小屋を作りつつ、人間の動きも見えるようにケージを考えたい。」
「いやいや、名前を呼ぶだけで十分だから、
人の動きだけで充分感知する。わざとらしい物音は悪影響だよ。」
「おいおい・・・」
Q 糞が落ちるようにスノコにすべきか?
穴が大きかったり段差があると、足を折る可能性があるそうで
私の場合はリスクを軽減させるために、心配するくらいならとスノコ方式はやめた。
Q トイレを同じ場所でさせたい。
これについてはケージの配置を考える必要があると学んだ。
自分の考えを中心に後悔しない選択を
聞く耳を持たないのは
向上心がなくなるので良くない事であるが、
明らかにナンセンスな意見を押し付けられることは
人間がストレスを受ける事になる。
最終的には、後悔しないように
自分を信じて育てる意識が必要だ。
飼育2日目 水を飲まない理由
ペットショップから自宅に迎えた直後は
・小屋から出てこなかったり
・餌を食べなかったり
・水を飲まない事がある
!せっかちな飼い主には向かない!
これらは精神的な影響が一番大きいが
水に関しては、給水機を認識していない
又は、給水機を警戒している可能性も考えられる。
飼い主は様々な視点で考える事が必要
多くは小屋から出てこない
モルモットの1日目は特に怯えるため
餌を食べない&水を飲まない事はザラだ。
先人たちのデータがある故に
私はどっしりと構えていたが、予想に反して
9時間後に餌を食べに出てくるようになった。
(餌→小屋→餌→小屋を繰り返す)
しかしながら給水機からの水は
一向に減ることはなく、少々心配になる。
この対策として、私は別皿に水を用意したが、
それと同時に、水分の取れる白菜を”少しだけ”小屋前に置いた。
水を怖がっている間は野菜で繋ぐ事も悪くないだろう。
よく、小さい子に野菜をあげるのは厳禁と言われるが、
それは水+野菜(水分)で下痢になる可能性があるからだ。
だが、今回の場合は明らかに水分が足りていないため
自分の意志で与えることにした。
すると、やはり水分が不足しているのか
すぐに出てきて白菜を食べた。
おそらくモルモットは水分を欲していたはずだ。
※その後、ケージを改造し
給水機を目立つように設置したら
(4日目から)飲むようになった。
自分の観察位置
ケージ直前で観察するのは、
モルモットにストレスがかかるが、
幸い、自分の仕事机とモルモットの間には4m程の距離があり
遠くから(働きながら)観察ができる。
モルモット側からすれば、
「離れた所に人間がいるが遠いから平気かな?」
くらいの距離のようだ。
このあたりは個体差があると思うが、
”うっすら人間の気配がしても遠くなら出てくる”のが現状の2人の距離なのだろう。
無理に縮めることはせず、気長に挑む必要がある。
想像以上に敏感&警戒心の固まり
子供に渡すのはまだ先
もちろん子供が飼育する為に購入したが
慣れる前に子供に飼育権を与えては、モルモットが怯えたままになる。
人間に怯えないようになるまでは
私が静かに世話をし、人間は安全と理解してもらうつもりだ。
犬に対しては「よしよし」と、
飼い主自ら積極な行動が可能だが、
モルモットは猫のように”待ち”が必要な動物である。
”暗い彼女が心を開くまで看病する。”
そんな気持ちで心広く待ち続けたい。