Q.縁(えん)と縁(ゆかり)読み方が違いますが、使い方と意味の違いを教えてください。例文

Q.縁(えん)と読んでいましたが、
縁(ゆかり)とも読めると知りました。
違いを教えてください。
Q.縁(えん)と縁(ゆかり)読み方が違いますが、
使い方と意味の違いを教えてください。
Q.縁(えん)と縁(ゆかり)を
以前、調べたことがあるのですが
「ゆかりは過去でえんは未来も含む」
と書いてあった気がします。本当ですか?

「えん」は漢語、「ゆかり」
は和語ですから、若干の差異は
あるでしょうが、基本的に同じもの
を指していると考えていいと思います。
知らんけど

「えん」は、
人と人との出会いを作るイメージで
比較的新しいつながりに使われます。
「ゆかり」は、
過去からのつながりに使われます。

「縁(エン)」<広辞苑>
①へり。ふち。
②(「椽」とも書く)家の外側に
添えた細長い板敷。縁側えんがわ。
竹取物語「―にはひのぼり給ひぬ」。
「―の下」
③〔仏〕原因をたすけて結果を生じさせる作用。
直接的原因(因)に対して間接的条件。
また、因と同義にも用いる。「前世の―」
④ゆかり。つづきあい。関係。
「―あってめぐり会う」「金には―がない」
⑤人と人とのつづきあい。
婚姻の関係。「―が切れる」「親子の―」

「ゆかり(縁)」<広辞苑>
①血のつながり、ま
た何らかの続きあい・関係があること。
よすが。えん。源氏物語藤裏葉
「色もはたなつかしき―にもかこつべし」
「故人―の品」「縁も―もない」
②赤紫蘇あかじその葉を乾燥させ
粉末にしたもの。

「縁(えん)」は、
自然の成り行きでのつながりに
ついて用いられることが多い。
「親子の縁」のように、間柄、
仲の意でも用いられる。
<用法>
・親子の{〇えん/?ゆかり}を切る。
・音楽には{〇えん/?ゆかり}がない。

「縁(ゆかり)」は、たどっていくと
以前にある人や物と深い関係に
あった事や物について用いられる。
<用法>
・徳川家康{〇ゆかり/?えん}の地
(参考:類語例解辞典)

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AIの回答

縁(えん)は、
人や物事との関係やつながりを表す言葉で、
過去・現在・未来のどの時点でも使えます。

例えば、
「 彼は私の幼なじみで、今でも仲がいいです。彼とは長い縁(えん)があります。」
「彼は大阪に縁(えん)のある人だから、たまに帰省しています。」
「彼は東京大学に縁(えん)のある人だから、同窓会に参加しています。」
「彼は源氏物語に縁(えん)のある人だから、紫式部の作品をよく読んでいます。」

縁(ゆかり)は、
過去に何らかの
関係やつながりがあったことを表す言葉で、
主に歴史的な人物や場所に使われます。

例えば、
「彼は大阪城に縁(ゆかり)のある人だから、よく見学に行きます。」
「彼は東京大学に縁(ゆかり)のある人だから、その歴史に興味があります。」
「彼は源氏物語に縁(ゆかり)のある人だから、その舞台となった場所を巡っています。」

縁(えん)と縁(ゆかり)は、読み方だけでなく、
使い方と意味にも違いがあります。
縁(えん)は現在も関係があることを示しますが、
縁(ゆかり)は過去に関係があったことを示します。

ですから、
「この絵画は私の祖父から受け継いだものです。
祖父と私には芸術への縁(えん)があります。」
という文では、現在も芸術への関係があることを表していますが、

「この絵画は私の祖父から受け継いだものです。
祖父と私には芸術への縁(ゆかり)がありました。」
という文では、過去に芸術への関係があったことを表しています。

「ゆかりは過去でえんは未来も含む」という説明は、
一部正しいですが、完全ではありません。
縁(えん)は未来だけでなく、現在も含みますし、
縁(ゆかり)は過去だけでなく、現在も影響を与えることがあります。

例えば、
「あなたと出会えたのも何かの縁(えん)ですね。
これからもよろしくお願いします。」

「この絵画は私の祖父から受け継いだものです。
祖父と私には芸術への縁(ゆかり)がありました。」

これらの文では、
未来や現在につながる関係やつながりを表すために、
それぞれ縁(えん)と縁(ゆかり)を使っています。



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