Q.無洗米は本当に洗わなくていいの?普通の米との違いは何?虫がついてる?

Q.無洗米という米がありますが、
これは字の通りに「洗わないで水を注ぐだけ」で
炊飯ジャーに入れて炊いて大丈夫なのでしょうか?
それとも2.3回すすいだ方が良いのでしょうか?
また、無洗米と無洗米ではない米は
何が違うのでしょうか?

A.無洗米とは、
精白米からさらに肌ぬかを取り除いたもので、
研ぎ洗いせずに水を加えるだけで
炊飯できるように工場で加工されたお米です。

無洗米のメリットは、調理時間が短縮できること、
水の使用量や排水を低減できること、
洗米による栄養価の流失が低減できることなどが挙げられます。

無洗米は炊く前に洗わなくても大丈夫ですが、
水加減には注意が必要です。
無洗米は肌ぬかを研ぎ洗いして流さない分、
精白米より米の正味量は多くなるため、
通常の炊飯器の目盛りよりも水を多く入れて炊きましょう。

目安としては、米1カップにつき、
大さじ1から2杯分の水を増やすと良いでしょう。
また、時間があるときは、できるだけ吸水させて炊くと、
よりふっくらとしたご飯になります。

無洗米と無洗米ではない米の違いは、
肌ぬかの有無とその加工方法にあります。
肌ぬかとは、精白米の表面に残っている粘着性の高いヌカのことで、
研ぎ洗いすると水に溶けてとぎ汁になります。

肌ぬかを除去する方法には、
肌ぬかの粘着性を利用して除去する方法(ヌカ式)、
肌ぬかと水が混じったとぎ汁をタピオカ澱粉で吸着させる方法(タピオカ式)、
肌ぬかを水で洗い落として乾燥させる方法(水洗い式)などがあります。

無洗米はこれらの方法で肌ぬかを取り除いていますが、
無洗米ではない米は肌ぬかが残っています。
そのため、無洗米ではない米は炊く前に研ぎ洗いが必要ですが、
無洗米は洗わなくても炊けます。

Q.無洗米であっても洗わないと、
虫がいる場合があるなど脅かされた事がありますが
細菌レベルでしょうか?本当でしょうか?
気にすることはないでしょうか?

A.無洗米は、精白米からさらに肌ぬかを取り除いたもので、
研ぎ洗いせずに水を加えるだけで
炊飯できるように工場で加工されたお米です。

無洗米のメリットは、調理時間が短縮できること、
水の使用量や排水を低減できること、
洗米による栄養価の流失が低減できることなどが挙げられます。

無洗米は炊く前に洗わなくても大丈夫ですが、
虫や細菌の問題は気になるかもしれません。
無洗米に虫が湧くのは、米粒の中に
卵を産んでしまった虫が孵化してしまう場合や、
外から侵入してきた虫が繁殖してしまう場合があります。

無洗米には、肌ぬかを除去する方法によって、
虫の卵などを取り除く装置や、
着色した米や石などの異物を選別する装置などが
設置されていることが認証基準になっています。

また、無洗米はまったく人手に触れずに
袋詰めされる工程になっているため、
細菌の付着も少ないと考えられます。

したがって、無洗米は
虫や細菌のリスクが低いと言えますが、
完全にないとは言えません。
無洗米を購入したら、できるだけ早く消費することや、
気温や湿度の低い場所に保管することが大切です。

もし虫が湧いてしまったら、
虫に食べられた米は浮いてくるので、
水で洗って取り除くことができます。

虫に食べられていない米は、
しっかりと洗って消毒することで食べることができます。
ただし、虫が湧いた米を食べるのは
あまりおすすめできませんので、できるだけ避けるようにしましょう。



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