「論理」と「理論」の違いを、小学生にも分かるように教えてください

Q.「論理」と「理論」の違いを、
小学生にも分かるように教えてください。

A.「論理」と「理論」は
似ている言葉ですが、違いがあります。

「論理」とは、考えるときに使う道筋やルールのことです。
例えば、「雨が降っているから、傘を持っていこう」と考えるときに、
「雨が降っているから」というのが論理です。
論理は、正しい結論にたどり着くために大切なものです。

「理論」とは、いろいろな事実や現象を
説明するために作られた知識のまとまりのことです。
例えば、「地球は太陽の周りを回っている」というのが理論です。
理論は、世の中の仕組みを理解するために役立つものです。

つまり、「論理」は考えるときの道筋、
「理論」は知識のまとまりということになります。
簡単に言えば、「論理」は「考え方」、
「理論」は「知っていること」と覚えておくといいでしょう。

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Q.もう少し例を教えてください。

「論理」と「理論」の違いをもう少し例で説明しますね。

例えば、あなたが推理小説を読んでいるとしましょう。
その中で、探偵が犯人を見つけるために使うのが「論理」です。

探偵は、現場に残された手がかりや証言などをもとに、
結論に至るまでの思考の流れを作ります。
その思考の流れが筋道立っていれば、「論理的」と言えます。

一方で、「理論」とは、
探偵が犯人を見つけるために使うのではなく、
犯人が犯行を行うために使うものです。

犯人は、自分の目的や計画を実現するために、
あらかじめ知識を整理して一つにまとめたものを持っています。
その知識のまとまりが「理論」です。
例えば、「毒物学の理論」や「爆発物の理論」などです。

つまり、「論理」は「考えるときの道筋」、
「理論」は「知っていること」の違いだということがわかりますでしょうか?

以上が、「論理」と「理論」の違いの例です。



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