Q.海の”わかめ”はどのようにして増えるのですか?小学生にも理解できるように教えて

Q.質問です。花は花粉で受精しますが、
海の”わかめ”はどのようにして増えるのですか?
増えるにしても自分で泳ぐわけにもいかないですし、
付着した地点で育つことになりますか?
一体わかめは卵も無いのにどうやって増えるのですか?
小学生にも分かりやすく”わかめが子孫を残す方法”を教えてください。

A.わかめは、遊走子という種を使って増えます。

ゆうそう‐し〔イウソウ‐〕【遊走子】
藻類・藻菌類の無性生殖を行う胞子で、
鞭毛 (べんもう) をもち、水中を泳ぐ。
適当な場所に達すると固着し、
鞭毛を失い、発芽して新個体になる。

遊走子は、海や水槽で育てられ、
親縄に巻き付けられて海で養殖されます。

遊走子は7月頃に出て、
岩などの基質に付着すると発芽し、
雄雌に分かれて授精します。そして、
2月から4月にかけて収穫されるんですよ。

小学生のみなさんにもわかりやすく説明すると、
わかめは「種」を海の中で育てて、
大きくなったらロープにくっつけておくんです。
そうすると、わかめは自分で増えていくことができるのです。

わかめは卵を産まないけれど、
この遊走子という特別な種があるから、
子孫を残すことができるんですね。
とても不思議で面白いですよね!

Q.わかめの栄養価は高いですか?

A.はい、わかめは栄養価が高い食品です。

わかめには、食物繊維やミネラルが豊富に含まれており、
特にカリウムが多く含まれています。
また、ヨウ素、カルシウム、マグネシウム、
鉄分などのミネラルも含まれていて、
これらは健康維持や美容に役立つ栄養素です。

わかめに含まれる食物繊維は、
血圧や血糖値の上昇を抑える効果があるとされています。
さらに、フコイダンという成分には
免疫力の向上やがん予防効果が期待されています。

低カロリーでありながら栄養が豊富なわかめは、
日常の食事に取り入れることで、健康促進に寄与することができます。
ただし、ヨウ素を含むため、過剰摂取は避けるようにしましょう。



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