もうすぐ1ヶ月経ちますが小屋を設置してあげたら
こもりっきりで全く出てこなくなってしまいました。
無理やり抱っこすると暴れまわって泣いて嫌がります。
飼って1年になるんですが「グルルルル・・・」
うちのモルモットは暴れて僕の手を嚙む時があります。
どうやったら慣れるのですか?
モルモットの個体差と
我が家の場合
モルモットの性格には個体差があり
はじめから抱っこ出来るタイプや
オスorメスによっても性格が変わってくる。
我が家の場合はオスで、
始めの1年は相思相愛には程遠い関係であった。
特に生まれてから1年以内は
体が小さく動きが早すぎるので
追いかけ回してもなかなか捕まえられない。
個体差で片付けたくはない!抱っこしたい!
これが飼い主の気持ちだろう。
大丈夫、こちらから愛を伝え続ければ必ず答えてくれる。
環境はよくても
抱っこするまでに
予想以上に時間がかかった
モルモットを置いている場所は
仕事部屋であり、1日の80%をモルと同じ空間で過ごしている。
これほど密に接しているにもかかわらず
始めの1年は大きな手応えが無かったのが正直のところだ。
(こちらが遠慮しすぎた部分もある)
この馴れない1年目には
「メスはすぐ馴れておっとりしているが
一方のオスは馴れにくい」との情報が耳に入った。
(我が家はオス)
ただ、救いだったのは
「オスは馴れたらベタ馴れになる」という情報もあった為
それの言葉を救いに、強引に抱っこするなどの
脅かす行為を止め、環境に慣れさせ時間が解決してくれる事を期待した。
※オスメス関係なく、信じる姿勢が大切!
飼い主が消極的すぎた
1年半頃になってから、
「飼い主があまりにも受け身だと、いつまでも抱っこできないな」
と思うようになった。
(積極的なスキンシップも必要だ)
そこで、ストレスを与え過ぎないように
1~2日に1回という頻度で、抱っこする機会を作った。
(これが大切だった!)
端に追い込んでから抱っこ計画
脅かさないようにゆっくりと
いきなり広いケージに手を入れても100%逃げてしまうので
まずは隠れる小屋などを撤去してから、モルモットを端に寄せるようにした。
↓流れとしては以下を参考にしてほしい。
(段々と慣れさせよう)
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1.小屋の隅に寄せて逃げ場を無くす。
(隙間を作らないようにして壁を作り追い込む)
↓
2.前後左右に逃げる場所が無くなると
体を沈めるようになるので、抱っこしやすくなる。
↓
3.抱っこされれば諦める
眺めているだけでは仲は深まらないので、
上記のように抱っこする機会を1~2日に1回くらいの頻度で繰り返す必要がある。
あまりにも慣れるのが遅いので、心が折れそうになったこともあるが、
信じて続けると相手も心を開いてくれる。
(慣れるスピードは本当に遅い)
パターン化する
端に追い詰める
↓
抱っこ
↓
大好物のエサでご褒美
↓
戻す
その嫌がり方は日々改善され
抱っこの繰り返しが距離を縮めてくれる。
はじめは、かなり嫌がったが
慣れてくると、モルも「あ、これから抱っこされるな」と理解してくれるようになる。
むしろ、寂しくなると鳴いて呼ぶ
撫でられるために近づいてくるなど、
甘えてくるかわいい一面を見せるようになってきた。
基本的に小屋は必要と考える
たとえば、小屋に逃げるモルモットに対し
「ケージの中には小屋を置かない」というタイプも存在する。
確かにその場合は、強制的に逃げる事ができないが
臆病のモルモットは精神がやられてしまうだろう。
私の場合には、基本的には隠れるゾーンを用意し(現在は2か所)
抱っこの際には、小屋等を撤去してから→狭い場所に追い込む
という手段をとった。
馴れてくると外で寝る事も
モルモットを飼い暫くすると、
ケージの屋根の無い箇所で寛(くつろ)ぐようになる。
無理に小屋を隠さなくとも、
心を開けば色々な場所で寝るようになる。
寂しくなれば↑ベランダ部分から私を呼ぶ。
馴れてくると喜怒哀楽を見せてくれるが、
こうなると今までの苦労を忘れてしまうだろう。
(抱っこまでに時間を要する程、絆は深まる)
1ヶ月~1年ではモルモットから完全に信頼される事は難しい。
我々人間は焦らず、時間をかけて近づく姿勢が必要だ。
コメント
モルモットの性格は何を通して決定されるのでしょうか。
確かに個性はあります。
けれど、裏を返し臆病にならないように飼う事はできないものでしょうか。
そういう理由で幼少期からそういうものだと覚えて貰う為に小屋などを置かない、
という方針の飼い主さんもいるのでは。
性格、性格って言うけどどこから来てるんでしょうね…。
そんな風にも思いつつ、インターネットの海の再び潜り込んできます。
であれば普段、小屋など隠れられる場所が無いとストレスなのは間違いないでしょう。
一日ランダムな時間帯で抱っこの練習をする時に小屋など隠れられる場所を撤去した上で行うのはどうでしょうか。
恐らくまず、怖い事ではないと経験で理解し慣れはすると思います。
信頼関係はその上で築く事でも問題はないのではないかと考えます。
心を開くまで待つのはいわゆる”性格”により一生抱っこ出来ないという結末にもなりかねません。
これは病院などは当然、普段のケアでも老後において困る事は間違いないと思うので。
そこで一番問題になるのは捕まえ方ですね。
色々あると思いますけど…お腹に手を入れるっていう方法があるのですが、普通にジャンプして避けられませんかね?結果追いかけ回すようなケースに…。
かといって動画じゃ普通に通ってるじゃないですか。
最初からお腹に手を入れる方法で上手く行ってたんですかね。
いいとこだけ映してない…?難しいんですよね。本当に。
こんにちは、コメントありがとうございます。
抱っこする前の準備としては
小屋等を撤去する
↓
広いケージのままでは動き回るので
ダンボールでも良いのでケージを狭くします。
(追い込み漁的な)
私の場合は、それでもすばしっこくて捕まえにくかったので
ブログのように(修正しました)
ケージに飛び出ている部分のベランダ的な場所を作り
必ずこの場所に誘導しました。
空間が広いと左右に逃げてしまいますが、
モルモットは逃げ場が無いと、
うずくまる習性があるようでとても捕まえやすくなります。
「この位置に来たら抱っこするよ」と覚えさせるように
まずは、2日に1回程度挑戦し、慣れてきたら1日1回にしました。
そして、抱っこした後には”大好物”を与えるという形で
段々と慣れさせました。
※掴み方としては
親指を上から抑え、残りの4本をお腹の下へという
掴み方が一番でした。
下から掬うだけだと逃げられやすいので
掬うと同時に親指で抑える事も必要です。
抱っこできますように応援しています
返事いただいてありがとうございます。
中々動画ではそういった事を解説しておられる方はいませんし、臆病な子だから諦めました、という方も本当によく見かけます。
しかしこれから終末生活まで付き合っていく中でそうも言ってられませんよね。
うちの子ははや6ヶ月ほど経ちますが、臆病な性格は台湾から来たせいからか、
幼少期に運送の都合上かなり大変な目に合っていたのかなと想像しています。
掴み方のご教授本当にありがとうございます。
後個人的にですが、再びかーま様が再びモルモットを飼い始めてほしいなと思ったりしました。
バムさんの事は本当に残念です…本当に悔しかったのだと推察します。
色々調べて考えてらっしゃるのだと記事を見てて感じましたし、立派な飼い主様です。
とにかく予防としては複数の獣医さんに診てもらったり、普段できるケアとしてペット保険に入るのがいいかと考えます。
アニコム損保で囲い込んだちゃんとした獣医さんを紹介できるシステムがあるようなので、迎える際に加入しました。
また、1年ごとに無料で行われる腸内フローラ検査もあります。
普段与えている餌やおやつ、体重などアンケートに答えて検査キットで健診!という感じです。
Lineでも診察が受けれるようなのでこうした対策もいいかもしれませんね。
次回飼われる際にモルモットでなくとも、こうした対策もあるよと知ってもらえれば幸いです。